忍たま達に色々な事してみた！１０

無自覚鈍感イケメン(女)の夢主が女子にモテてみた (上級生) ページ28

轆轤様リクエスト

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平滝夜叉丸


「なっ、私より人気があるだと!?」

くのたまに囲まれ

黄色い歓声を浴びる貴女に

彼は少し悔しそうに服の袖を噛む

だけどどこか安心した自分もいた






綾部喜八郎


「僕のなんだけどな……」

女の子たちに囲まれ

優しく微笑んむ貴女を横目に

大きなため息を吐く

“ヤキモチ妬いちゃ悪い？”






田村三木ヱ門


「なんかモヤモヤする」

相手は女の人

別に疚しい事なんて何もない

なのに彼の心はキュッと締め付けられ

少しギシギシと痛む

“(離れて行かない、よな？)”






浜守一郎


「こ、告白までされてる……」

確かに貴女は魅力があり

気遣いが出来る優しい子だ

だけどそれは

思ってもみない人たちを引き寄せてしまう

彼はその場から静かに立ち去った






斉藤タカ丸


「人気なのはいいけど……」

女の子同士で

楽しそうに話す貴女

だけど彼にはどこか行き過ぎた愛を感じた

彼は貴女を囲む女の子たちをかき分け

貴女の手を引いて逃げ出した






久々知兵助


「はぁ、あいつ鈍感だからな」

告白や手作りの貰い物は当たり前

それが好意だと気づかない貴女は

笑顔でお礼を言う

だけどそんな貴女だから彼は惚れたのだろう






尾浜勘右衛門


「友達、あれは友達」

必死に自分に言い聞かせるも

ふと貴女を見れば

くのたまたちとイチャイチャと触れ合っている

“何で気にしないんだよ……”






竹谷八左ヱ門


「相変わらずだな」

低学年の頃から

女の子たちに囲まれていた貴女

彼も最初は戸惑ったものの

今ではすっかり慣れてしまった

毎回の恒例行事に彼は“またか”と

貴女を見つめていた






不破雷蔵


「Aちゃんが僕の彼女でよかったのかな」

頼りなくて情けない彼

“はぁ”とため息を吐けば

目の前に誰かの気配を感じた

それは先程まで女の子たちに囲まれていた貴女だった

貴方だから私は彼女になったんだ






鉢屋三郎


「……助けに行くか」

あまりの女の子たちの愛に

押しつぶされる貴女

彼は渋々助けに行き

軽々と貴女を横抱きにした

“(どんなにかっこよくても女なんだよな)”

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