忍たま達に色々な事してみた！９

｢私って失敗作だってさって、いらない子なんだって。何やったって頑張ったってダメらしいや｣と言ってみた (上級生、タソガレドキ) ページ15

わんこの神。様リクエスト

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平滝夜叉丸


「ダメなんかじゃないさ」

俯く貴方の両手を握り

優しく微笑む

ゆっくりと顔を上げた貴方の頬を濡らした涙を

親指でそっと拭った






綾部喜八郎


「作り笑いなんてしないでよ」

いつしか

普通に笑えなくなっていた貴方

彼に向けた笑顔も醜く歪んでいた

彼の言葉で揺れた心臓がうるさかった






田村三木ヱ門


「失敗作とか勝手に決めつけないで」

貴方の両頬を掴み

真っ直ぐと見詰める

自分を否定しないでほしい

そんな思いが彼の目から伝わってきた






浜守一郎


「いらない子なんて誰が言った？」

そう言った彼の目は鋭く

俯いていても

怒っているのが伝わってくる

私は生きててもいいんですか？






斉藤タカ丸


「そんな事ないよ」

彼の温もりに包まれ

瞳を閉じる

本当は誰かに否定してほしかったのかもしれない

私のこの弱い心に






久々知兵助


「誰がそんな事言ったの？」

彼に掴まれた肩に力がこもり

ギシッと音が漏れる

貴方を傷つける人は許さない

“自分を誰よりも信じてあげて”






尾浜勘右衛門


「自分を否定しないの」

軽く小突かれた頭を擦り

彼を見詰める

彼は貴方の髪をくしゃっと撫でると

貴方の手を引いて歩き出した

“ん？着くまでの秘密”






竹谷八左ヱ門


「もう1回頑張ってみない？」

挫折を繰り返し

疲れ果て

ボロボロになってしまった身体

差し出された手は

まるで太陽のように暖かかった






不破雷蔵


「泣いてるの？」

地面に染みをつくる貴方の涙は

止まる事を知らず

落ち続ける

“辛かったんだね、よく頑張りました”

その言葉が貴方の胸を優しく包んだ






鉢屋三郎


「諦めんな」

どんな人にも高い壁が立ち塞がり

つまづいてしまう

だけどそれを乗り越えてこそ意味がある

今思い返せば

貴方がつまづいた時いつも助けてくれたのは

彼だった

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