忍たま達に色々な事してみた！８

睡眠薬のせいで眠ってしまってみた (上級生) ページ9

月華様リクエスト

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平滝夜叉丸


「眠り姫には王子様のキスが必要かな」

彼はすやすやと眠る貴方に

優しく口付けた

すると貴方の瞼はゆっくりと開いた

どんな薬や魔法も彼の前では勝ち目はないのだ






綾部喜八郎


「……なんで起きないの？」

いつもなら起きているはずの貴方が

部屋から出てこない

様子を見に行き揺するが

起きる気配がない

“起きて！ねぇ！”






田村三木ヱ門


「違う、よね？」

貴方の横に置いてあった

大量の薬

彼の額に冷や汗が滲む

“誰かに飲まされた……？”






浜守一郎


「最近寝れないって言ってたしな」

貴方は前々から

彼に相談していた

ついに薬に手を出した貴方を

少し心配そうに見詰め

散らばった薬を片付けた






斉藤タカ丸


「何、これ」

貴方を起こすため

部屋に入ると

貴方の傍に大量の薬が散乱していた

彼はあまりの衝撃にその場から動けなかった






久々知兵助


「あんまり飲み過ぎないようにね」

未だ眠る貴方の頭を

優しく撫で微笑んだ

彼は貴方の横にある薬を戸棚に戻し

乱れた布団をかけ直した






尾浜勘右衛門


「俺も寝るか」

睡眠薬を飲んでいると知らず

眠る貴方の横に

寝転んだ

彼はいつ気づくのだろうか






竹谷八左ヱ門


「大量に飲んでないよな？」

開いたままの蓋

中の薬はほとんどない

固く閉じた目が

もう開かないと思うと

心臓が止まりそうだった






不破雷蔵


「眠れない理由でもあったのかな？」

心配する彼の気持ちなど

露知らず

すやすやと眠る貴方

“薬じゃなくて僕を頼って？”






鉢屋三郎


「……起きるの早くないか？」

彼の隣で寝ていた貴方

物音がして横を向くと

布団から身体を起こし伸びをしている

外はまだ日が登っていない

こんなに早く目覚めてしまうのは

薬をたくさん飲んでいる証拠

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