忍たま達に色々な事してみた！11

同夢主が彼らの膝に座っていたら (上級生、先生) ページ27

りん様リクエスト

─────────────────────────

平滝夜叉丸
「いや、何でもない」

まさか貴方から来てくれるとは思っていなくて

溢れそうになる幸せを押し殺す

“どうした？私が恋しくなったのか？”





綾部喜八郎
「寝てるし……」

彼の膝に座るなり寝息をたてる貴方

そんな貴方をじっと見つめ

もしかして戻った？と思ったが

そんな簡単にはいかないよな、なんて貴方を抱きしめながら眠りについた





田村三木ヱ門
「その顔は変わらないんだな」

甘えて来た貴方にもしかして！と期待するが

以前と表情は全く変わらない

はぁとため息を漏らす彼にぎゅっとしがみつけば

彼の肩がビクリと跳ねた





浜守一郎
「っ！？どうしたんだ？」

突然の事に動揺が隠せない

貴方の顔を恐る恐る覗き込むが

表情は一切変わらず、何を考えているのかさっぱりわからない

“あー、えっと……昼寝でもするか？”





斉藤タカ丸
「少しはわかってきた？」

甘えたいという感情が貴方に出たのか

それとも無意識での行動なのか

答えはわからないが、以前よりどこか楽しそうな貴方に

彼は嬉しそうに微笑んだ





久々知兵助
「ありがとう」

彼に向き合うようにして座った貴方は

彼の頭巾についていた埃を優しくはらう

徐々に戻りつつある貴方に彼は少し涙ぐみながらお礼を言う

“……早く、早くいつものAに会いたい”





尾浜勘右衛門
「本当は感情あったりして」

自分を完璧に騙すための長い時間を使ったイタズラなんじゃないかと

貴方の頬を軽く引っ張りながら、そう言ってみる

しかし貴方の表情は変わらない

“そんな訳ないよな……”と貴方の肩に顔を埋めた





竹谷八左ヱ門
「あまり聞かないでくれ」

彼の膝に座ると

自分の耳を彼の胸に押し当て目を閉じる

ドクドクと少し早い鼓動に彼の顔を覗き込む

“ｯ見るな”と片手で覆い隠した隙間から赤い顔がチラリと見えた気がした





不破雷蔵
「今凄く嬉しい」

今まで貴方から甘えて来なかったのだが

感情を少し取り戻したのか

彼にぎゅっと抱きつき離れない

そんな貴方を彼は優しく抱き返し、擦り寄った





鉢屋三郎
「ちょっとこのままで……」

貴方の肩にグリグリと頭を押し付け

上がる口角を抑える

お腹に回していた腕に貴方の小さな手が触れれば

無防備なその頬に軽いキスを落とした

続き→←続き

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す