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教室に戻るとさっき起こったことがまるでなかったように通常運転の田中くんの姿があった
一瞬、夢なのか疑ってしまうほど
樹「香織さん…もう疲れた…」
香織「さっきまでどっかでサボってたんだから倍は働いてもらうからね？」
樹「サボりじゃなくて休憩してただけなんですけど…」
香織「それをサボりっていうの！！！」
樹「やだー絶対やらなーい」
香織「ちょっ…ここ学校！抱きつかないで！」
香織に抱きつく田中くん
いちゃついている2人に顔色ひとつ変えずに自分の作業に戻った
樹「A手伝う。」
『え…』
その瞬間胸が大きく高鳴った
さっきまで姫川さんと話してた田中くんがいつの間にか私の隣にいた
樹「みんなサボりに行っちゃった笑」
姫川さん達はご飯を食べに行ったらしい
サボってた田中くんはハミゴか…
『田中くんがサボってたから置いていかれたんでしょ？』
樹「そんなAもサボってたじゃん」
『…私はちゃんとやる事やってから休憩してるから』
樹「疲れてるくせに無理すんなよ？」
『え？』
なんか気まずくて田中くんの顔を見れなくてずっと下に視線を落としてた顔を咄嗟にあげた
樹「やっとこっちみた笑」
ニコッと笑った
今日もまたあなたの笑顔にやられた
樹「んん…疲れた…」
田中くんは両手を上にあげ背筋を伸ばし自然と私の方に頭を乗せた
『え、ちょっと…ここ教室』
樹「みんな教室に戻ってご飯食べに行ったからしばらく来ないべ」
そう。ここは教室だけど空き教室だ
だからみんなご飯を食べにクラスに戻っていた
この教室には田中くんと私2人だけだった
樹「だからさこのままいさせて？」
『1分だけね？』
樹「5分。」
『長い。誰かに見られたらどうすんの？』
樹「大丈夫大丈夫」
何が大丈夫なんだろうか
私は一体何してるんだろう
でも暫くこのままがいいと思ったのはいけないことですか？
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明日香(プロフ) - 読ませて頂きました(^^)しょっぴーの優しさにキュンときてます♡しょっぴー落ち希望です！ (2022年8月4日 21時) (
レス) @page37 id: ef692905b0 (このIDを非表示/違反報告)
Ｓ - しょっぴーがいい (2022年7月21日 19時) (レス) @page50 id: 552915d2a9 (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - いつも読ませていただいております。じゅりくんオチだと嬉しいです！ (2020年11月7日 0時) (レス) id: fdf7658a6b (このIDを非表示/違反報告)
那菜美(プロフ) - 樹くんがいいです！！ (2020年11月5日 15時) (レス) id: 8982a13bff (このIDを非表示/違反報告)
yura(プロフ) - しょっぴー！ (2020年11月4日 17時) (レス) id: 1b1dce2a99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珠菜
| 作成日時：2020年10月6日 4時
