面影 土方side ページ9
近「よし!決まり!Aちゃん!今日はゆっくり休んでね!」
A「あ、ありがとうございます」
なんでこんなことになったんだろう
俺はただ、Aの事情聴取ができれば良かったのに
総悟もあんなこと言わなければ
近藤さんだって決めなかっのに
土「はぁーーー」
山「しっかりしてください副長。今晩だけじゃないですか」
土「それが嫌なんだよ!」
A「あの…私やっぱり帰りましょうか?ご迷惑みたいですし…」
土「え?あぁいや、そんなんじゃねぇって。逆に俺はおまえのことを心配してるんだ」
A「私のこと?」
土「あぁ。危険なんだよ。こういう男だけの所はな」
まったく
こういう自覚がないのが1番面倒だ
A「土方さんて自分のことより人のことばかり心配しますよね。とても優しい方なんですね」
土「はぁ?別に、んなことねぇけど」
山「副長、俺は残りの仕事しますんで、それじゃあ」
土「あ!山崎!待てこら!」
あいつ、他人事だと思ってぇ!
A「私、お部屋貸してもらったのでそこにいますね。あまり迷惑書けないようにしますので、それでは」
そう言ってAは俺に少し微笑むとその場を去っていった
なんでこんなこと思ったのかわからない
ただ俺はその時
離れたくないと思った
それはどこか
ミツバに似ている部分があるからかもしれない
あいつの面影がちらつくから
こんなに胸が騒ぐんだ
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作者名:風凛 | 作成日時:2019年1月14日 19時