俺たちフィッシャーズは……

シルク&ぺけたん ページ39

残るは2人……なんだけど




もうここまでメンバーと遊んでいると結果は目に見えてしまっていた。




だから、この二人には何故こうしたことをやっていたのかネタばらしをしようと思う




シルク「おう、上がれよ」


ぺけたん「もっきゅーん！なんかこれ謎メンだね」





そんなのほほんとした雰囲気の中


俺は呑気に今まで自分が気になっていたことを検証するためメンバーと遊んでいたことを明かす




するとシルクは少し食いつくようにこう訪ねてきた




シルク「んで宝石はみんなバラバラだったのか？」


ぺけたん「あー！俺も気になる！！」



『実はね……』




シルク「……」




ぺけたん「……」




『……』




ぺけたん「え、何この間」




シルク「wwwww」








『みんな同じ宝石だったんだよね』






そう、なんとみんな同じ宝石だった。


これには俺も驚いた。てっきりその人のイメージの宝石が出てくると思ったから。


2人もそんな予想していたのか口をポカーンとあけている




ぺけたん「え、じゃあその宝石って……？」




その流した宝石は各メンバーにあげてしまったので撮った写真を見せると




シルク「これは……オパールか」






2人はため息をついた。そのため息は焦ったようなものではなく、綺麗という感情からでたものだった






ぺけたん「……なんか分かる気がする。」



『え、なんで？』


ぺけたん「あのね、オパールはいろんな色が混じってる綺麗な宝石だから。

そして含まれた意味も……なんかフィッシャーズらしいから」


シルク「ほら、みてみろ」




そうiPhoneを差し出すシルク


そこにはオパールの意味と写真が載っていた






『ホントだ……俺たちみたい……』





一人一人のメンバーの色が集まってるかのようなオパール。



流す宝石には自分では決められないが

ちゃんと意味を持って流れるらしい





俺、この宝石が一番好きかもしれない。









『出会えてよかったなあ……本当に』









“カシャンッ”









オパールの意味……無邪気 創造 壊れやすさ









end.

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