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第76話 ページ31

過去編に入ります!!



約束のネバーランド知ってるから読まなくてもいいよ〜という方は、抜かしてもらっても構いません!









読むよ!という方→そのままスクロール!


読まねーよ!という方→第78話へレッツラゴー!




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「私は海外の『GF(グレイス=フィールド)』という孤児院で育ちました。







「そこにはママと呼ばれる女性が一人。
そして一歳から十二歳までの子供たちが暮らしていました。







「毎日同じ時間に起床。白ずくめの服。同じ食事。
将来、外に出てもいいように毎朝していた勉強(テスト)







「・・・えぇ、そうですね。普通の人なら異常だと言うと思います。

でも私たちは、普通の生活というものが分からなかったので、おかしいと思ったことはなかったんです。








「おかしな所はこれだけじゃないんです。
ハウスーー孤児院のことです。

ハウスの窓は全て格子つき、ハウスを囲んでいる森、その森の奥にはつるつるで到底登れそうにないとてつもなく高い壁。
そして、ハウスを囲んでいる壁から出ることが出来る唯一の門は固く閉ざされていました。








「まるで牢獄ですよね。

そして一番と言っていいほどおかしいのは、この首の認識番号(マイナンバー)です。








「・・・いいえ。日本に来て、初めて人に見せました。


認識番号(マイナンバー)とは、簡単に言えば神話に出てくる鬼たちにとっての商品番号です。

52194、それが私の番号です。








「耳ですか?・・・勿論。説明しますよ。

昔からママは私たちを見つけ出すのがとてもうまかったんです。

それも迷うことなくその場所へ向かっていました。








「ママは私たちを探す時、決まって懐中時計を見ていました。

最初は時間を確認していると思っていたんです。でも、違っていました。









「勘のいい旦那ならもう予想がついていますよね?

そうです。実はその懐中時計は私たちに埋め込まれている発信機を確認するためのもの。

そして、その埋め込まれていた場所が耳だったんです。

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オン眉 - リクエスト答えてくれてありがとうございましした。とても面白かったです。パート3も見ます!頑張ってください!! (2019年5月1日 18時) (レス) id: 82892bbe16 (このIDを非表示/違反報告)
クロミ様(プロフ) - しゅかさん、コメントありがとうございます!シリーズ2回も見てくれたなんて・・本当に感謝しかないです!ありがとうございました!! (2019年5月1日 11時) (レス) id: ff5427157d (このIDを非表示/違反報告)
クロミ様(プロフ) - 冬にアイス2個食べるさん、2回も確認してくれているなんてとても嬉しいです!これからも見て貰えるとありがたいです! (2019年5月1日 11時) (レス) id: ff5427157d (このIDを非表示/違反報告)
クロミ様(プロフ) - 7214さんコメントありがとうございます!自己満足で作っている話をそう言って貰えてすごく嬉しいです! (2019年5月1日 11時) (レス) id: ff5427157d (このIDを非表示/違反報告)
クロミ様(プロフ) - MIRAIさんありがとうございます!そう言って貰えてとても励みになってます! (2019年5月1日 11時) (レス) id: ff5427157d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:クロミ様 | 作成日時:2019年4月13日 17時

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