【銀魂】【約束のネバーランド】

第7話 ページ8

第1話であった出来事を覚えているだろうか。


あの話で、大体の人は桜々という人間は仕事嫌いのサボり魔というイメージがついているであろう。






･･･え？ついていない？


まあ、それは知らん顔をしてこの話を読むかとばすなりしてほしい。





桜々は確かに仕事をよくサボる。

ただし、それは午前だけに限る_____________








桜々の朝は、6時と同時に始まる。

昨夜何時に寝ようが何をしてようが必ず6時に目が覚める。



まずは着替え。その次に洗面所へ行き厠で用を足す。


続いて向かう場所は、朝練だ。そこで隊士たちと共に竹刀をふるう。


それが終わったら朝食だ。

彼女の朝食は女中に頼み隊士たちとは違うものにしてもらっている。


メニューは、パンにウィンナー、スクランブルエッグにスープ、飲み物は寒い時はホットミルク、暑い時には水だ。



一度、何故このようなメニューなのか気になった隊士が彼女に聞いてみたところ、




「小さい頃からこれが朝ごはんだから。」




とだけ答えたらしい。





朝食が終わると彼女は副長から書類を受け取り自室に籠る。

その間は、どんな仕事を頼んでもなんの文句言わず必ずこなす。




しかし、12時を知らす針の音が聞こえた瞬間、彼女は先程の集中力はどこへやら･･･





一気にサボり魔へと化す。

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