両想い…なんですね。 【ハイキュー】 【日向翔陽】

ピーマンのおかか和え。 ページ8

翔陽くんと、影山くんが静かになる時。

そう、テスト期間。

もうすぐテストのため、部活もなく、閻魔大王に地獄行きを言い渡された死者みたいになっている。


『生きてる？』


日「生きてない…」


いつもの笑顔は何処へやら。
なんと、テストが終わったあと、音駒との練習試合を控えているのだ。

今回も赤点回避しないと、いけないらしい。


日「Aー、古文教えて！」


『まず、授業を真面目に聞くこと！』


日「ゔっ…」


私は、古文が得意だ。
なんか、日本の昔の言葉、美しくて、好きで。

お昼ご飯中…


日「授業聞くの、疲れた…」


『まぁ、いつも8割寝てるもんね』


日「眠いんだもん！しょうがねーじゃん！」


『何開き直ってんのよ』


今日のお弁当のハンバーグ、うまくできたんだ。
うん、なかなか美味しい。


日「あ！ハンバーグうまそう！一個ちょうだい！」


そう言って、勝手にハンバーグを口の中に入れてしまった？


『ああ！もう、勝手に食べないでよ…』


日「へへー、うまいな、ハンバーグ！」


まぁ、美味しいのは嬉しいけど…
でも、なんだか仕返ししたい気分だったので、ピーマンのおかか和えを、翔陽くんの口に突っ込んだ。


日「ふぇ！？に、にがっ！？」


『失敗して、焦がしちゃったの☆』


日「に、にがぁ…やったな！」


『ハンバーグの仇！』


焦がしたピーマン、入れるのやめとこうと思ったけど、おかず足りなくて、入れといてよかった。

こんな形で役に立つとは。



蜜音side


私は蜜音。

しばらく出てこなかったから、忘れてるかもしれないが、Aの友達だ。

初の私が語り手。

今、Aは日向と、実に平和は喧嘩を繰り広げている。
テスト期間で疲れた心を癒してくれる。

まぁ、一部な人だけだが…


日「りんごがめっちゃ甘く感じる…」


『苦いもの、食べたばっかだからじゃない？』


日「あ、そうか！」


へらへらと笑い合う二人。
羨ましいそうな目が向けられる。

だが、二人はもう別世界に行ってるらしく、気付いていない。

はぁ、これだからリア充は…


「なんで、日向、雛野さんと付き合えるんだ？」


「雛野さんって、バレー部のマネージャーだろ？バレー部のマネージャー、美人で有名らしいぞ」


「まじか！くっーっ！羨ましい！」


たしかに、私とバレー部を覗きに行ったことがあるが、マネージャーはみんな美人だった。

マネージャーって、美女じゃないとできないのかってぐらい美女率高いよな。

1日遅れのハッピーバースデー(番外編)。→←雨の匂い。

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