元気0.1倍。 ページ30
今日、ついに付き合っていることがみんなに公開されてしまった。
別に、付き合ってるって隠すつもりはなかったよ？
でもさ、そんなに言うことじゃないし、恥ずかしいし、言うつもりはなかっただけ。
谷「わ、私の知らない間に…！展開早すぎない！？」
『そ、そうかなぁ？』
清「まぁ、タイミングはひとそれぞれだものね」
ひとそれぞれ…か。
私の場合、恋って気づくまでが長すぎた気がする。
バシッ
大きな音が響いて、翔陽くんがスパイクを決める。
私、あんな人の彼女なんだな…なんて。
軽やかに体を動かし、走り回ってる姿は私には眩しがるような気がして。
でも、そんなところをひっくるめて好きで。
体育館の床にシューズが擦れる音。
ボールをレシーブする音。
スパイクが決まる音。
その中から目立って聞こえる翔陽くんの声。
翔陽くんの声が大きいのか。
私の耳が翔陽くんの声だけ大きく聞こえるようにしているのか。
どっちなんだろうな。
ここで、一旦休憩が入る。
みんなにスポドリを渡していく。
『はい、どうぞ！熱中症に注意だよ！』
日「おう！サンキュー！」
効率的に考えると、他の人から渡した方がいいんだろうけど、やっぱり翔陽くんを先に渡しちゃう。
今度は、ちゃんと効率を考えて、みんなに渡していく。
スガさんのところに渡しにいったら、ちょっと冷やかされた。
スガさんって、後輩いじるの好きそう…
その後も、私がやったら死んじゃいそうなぐらいきつい練習を平然とこなしていくみんな。
やっぱり、万年帰宅部とは違うね、と、改めて思う。
やがて、練習も終わり、みんなちょっとずつ帰っていく。
烏「あ、明後日、練習が休みになった。」
「「ええーーーっ！！」」
みんなの不満そうな声が響き渡る。
ちなみに明後日は日曜日だ。
澤「なんでですか？」
烏「明後日、体育館の修繕工事があって、体育館が使えないらしい。だから休みだ」
日「えーっ！めっちゃ暇じゃねぇか！」
影「バレーがなかったら何をすれば…」
谷「それだったら、明後日は潔子さんに会えないじゃねぇか！！」
田「マジかーー！！やる気でねぇ…」
やっぱり、みんなにとって、バレーはすごく大事なんだな…
日「よし、影山！明後日練習できないから、今のうちに練習しとくぞ！」
影「あったりめぇだ！」
菅「こらこら、今日はもう帰る時間だぞ？」
「「あとちょっとだけ！」」
澤「だめだ」
「「ハイ、スミマセンデシタ…」」
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なつたね(プロフ) - あははははさん» ありがとうございます！！そんなに褒めていただけるなんて…嬉しい限りです！wi-fiが早く治ることをお祈りいたします…日向最高！ (2021年1月1日 18時) (
レス) id: b5f72c725d (このIDを非表示/違反報告)
あはははは - 作者さん……めっちゃオモロイです！やっぱ日向かっこいいっすよね！！あと作者さんのお話ギャグ線高くてすきっス！この小説面白すぎてお家のwi-fi壊れても他のネット環境のとこいってみてまいますー！これからも頑張って下さいナ☆あ、ちなみに妾の推しは日向じゃ☆ (2021年1月1日 11時) (レス) id: 0050c00856 (このIDを非表示/違反報告)
なつたね(プロフ) - 名無し46826号さん» あざっす！！ (2020年9月8日 21時) (レス) id: b5f72c725d (このIDを非表示/違反報告)
名無し46826号(プロフ) - なつたねさん» めちゃくちゃオモロイっす！！！！ (2020年9月8日 21時) (レス) id: a3e121aa31 (このIDを非表示/違反報告)
なつたね(プロフ) - 名無し46826号さん» あ、ありがとうございます！？すっごく嬉しいです！私は、ただ自己満足なだけなんですが…こんな風に思ってもらえるなんて！今日が寿命なのかな？ (2020年9月8日 7時) (レス) id: b5f72c725d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつたね | 作成日時：2020年8月11日 16時
