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中間side
こうして俺らは、Aを育てることになった。
東京の一軒家で。
Aは、姉の代わりとして生まれてきたらしい。
Aの姉は、Aが生まれる前に亡くなった。
両親は、その妹を大切に、大切に、そして素敵な人間に育てようという思いで悲しみを乗り越えた。
でも、生まれてきたのは男の子やった。
それでも両親はAを大切に育てとった。
でも、耐えられなくなり、Aを手放すことにした。
資料にはこんな感じのことが書かれとった。
正直、俺らはAに同情した。
でも、同情したからAを育てることにしたわけじゃない。
大きな希望、期待を胸に、Aを育てることに決めたんや。
それはちゃんとみんなで話した。
これは、俺らの人生が大きく変わるターニングポイントやと思っとる。
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とまと - 面白いです！これからも頑張ってください！ (2016年10月17日 22時) (
レス) id: af83ef338e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：湊 | 作成日時：2016年9月30日 21時
