言霊ぱーとtwo

93話 ラウール ページ47

ラウールside

黒「本当にごめん」

めめ…

白「謝ることはないよ…！」
「僕もごめん…」
「めめは信じられる人、それを分かってるのに言わなかった」
「本当にごめん」

白黒「…」

橙「はい！そこまで！」
「2人ともあやまれて偉いな？」
「大人でも謝れない人がおる中で謝れるのは凄いことやで！」

康二くん…
僕らにあますぎるでしょ…！
驚いた…

橙「後、ラウール」

白「ん？」

橙「俺にも、ラウールのこと教えてくれへん？」
「俺もラウールの味方になりたいねん」
「嫌ならええんやけど…」

ｯ!

黒「ラウール…」

今までなら絶対言わなかった
でも康二くんなら、康二くんだから

白「いいよ…」

黒「！」

橙「ほんまに？無理してへん？」

白「何さ笑」
「聞きたかったんじゃないの？笑」

橙「聞きたかったんやけど心配になってもうて…」

おかしな康二くん笑

白「大丈夫だよ」
「僕は生まれた時から病気を持ってるのはしってるよね？」

橙「おん」

白「だから、病院にも行くんだよ」
「だけど小一くらいかな？その時は本当に持ち病が酷くて入院してたんだ」
「でも、そこの病院がすごく酷くて…」

言いたくない…
言う勇気もなくなってきた…

橙「おん」

黒「大丈夫」

でも、言おう

白「…簡単に言うと虐待されていたんだよ…」

橙「…！」

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