嫌う理由

深澤 ページ17

深澤side

橙「…何で…ですか…？」

康二が困惑してるのはわかる
だけど、話を続けなきゃ

紫「悪かったと思ってる」
「ごめん」

橙「…え、あ、いや」
「それで、俺が嫌う理由分かったんですか？」

緑「分かったよ」
「でも、康二聞いt」

橙「引きましたよね笑」
「重いですもんね笑」

…ｯ！康二…

赤「康二…？」

橙「わかってますよ！」
「別れが怖いなんてめっちゃ重たいことぐらい」
「やけど、怖いんですよ！」

…え、怖いの？

橙「別に別れたとしても永遠の別れやないことも知っとるし普通に会えることも可能や」
「でも、同じ夢を追うことが出来んくなったり同じ夢を一緒に叶えることが出来なくなるんがものすごい寂しくなってまうんですよ…！」

緑「康二、話を聞いて｣

ダメだよ
全然届いてない

橙「引いたんなら、重たい思ったなら言うてください遠慮せずに」
「ズバッと言ってくれた方がまだましです」

違うよ、全然違う
言わなきゃ、康二にそんな言葉言わせたかったんじゃないから

紫「康二！」

橙「もう、イヤや…」

紫「康二！康二！」

橙「ﾋﾞｸｯ！え？」

やっと、気付いてくれた…

紫「俺らは別にお前を重たいと思ってないし、引いてもない！」

橙「え…？」

次は俺らが話す番だ

康二→←康二

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