華のJKってなんですか？ (ページ7)

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7 you ページ7

『おっ、おまたせ』

玄関で待ってると、テミンが来て顔の横で手のひらを見せるように軽く挨拶

少し息を合わせて歩いて行く
いつも毎朝通ってるのに暗さが違うだけでこんなに雰囲気が変わるなんて。

「6月なのに夜は寒いんだね」

『今俺がミノ先輩だったらって思ってるだろ」

「…え？！急に何？話変えないでよ！」

『動揺しすぎ、バレバレ』

ゴクッと唾を飲み込み、うんと頷く

『まだ先輩と会って何日しか経ってないのによく好きになれるよな。まだ全て知らないのに』

「いいの！！！人の勝手でしょ！」

『どうなっても知らねえぞ』

「それを伝えるために呼んだの？！」

『…さあ、どうでしょう』

この時何が起きたか一瞬わからなかった

テミンが壁を使って、私を押し倒した
私の目の前にテミンの顔が間近である状態

「…ちょっ…何してるの…！！」

『うるさい、この口どうなってもいいの？』

私の唇をテミンの人差し指でなぞられ少し冷たく感じた

『今日はここまで』

あの残り数センチという唇の距離が遠ざかった

ちょっと触れるだけでもいいからしてほしかったという期待と、テミンの裏を見てしまった感じがして複雑だった

この不思議な気持ちはどこにぶつければいい？