華のJKってなんですか？ (ページ4)

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4 you ページ4

テミンのああいうところ嫌い

せめて無理にでもいいから話し合わせてくれたっていいのに

しかもいつも私が気になった人を話すときはこうやって話が流される

いいよもう、ミノ先輩誘って帰るし！

…って言っても、私ができるわけない
ああああもう！！！ムカつく…なんなのよ

すぐに下駄箱に行ったけど誰もいない
歩くの早いのよ！あいつ！

すると、バスケ終わりのミノ先輩が向かいの下駄箱で靴を脱ぐ姿

ユニフォーム…汗…最高のセットだ泣
チャンスだ、いけA！！話すんだ！

「あっ、あ、あの！」

ん？って首をかしげる先輩
背の差が尋常じゃない…

「この前はありがとうございました！」

『この前……？あっ、ああ！あの子か！落し物の！』

「は、はい…笑ミノ…先輩ですよね？」

『そうだけど…なんで知ってるの？』

「テミンに聞きました！」

『テミンか～、なんか言ってた？』

「いや何も！私が気になっただけなので！」

『君は名前なんていうの？』

「あっ…えっと」

『名前忘れたの？笑』

緊張しすぎて名前を忘れる始末
バカすぎる私、笑われてるじゃん
固まってる私に近づいてくる先輩

『ここに書いてあるじゃん！…えっと…Aちゃん！よろしくね』

胸元にある名札を指して名前をちゃん付けで…
私、恋してます

「よ、よ、よろしくお願い致しますぅ～」

あの時の笑顔だ、こんなにも近くでまた見られるなんて
かっこいい……

『Aちゃんバイバイ！』

「ミ、ミノ先輩さよなら！」

謎の余韻が残ってる
このまま一人で下駄箱にいてもいい…