華のJKってなんですか？ (ページ13)

今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:1,262 hit

13 taem ページ13

ジンギ先生の言われた言葉を信じて、Aの元へ行く

図書室までは行かなくても良かったかもしれないけど、静かなところできちんと話したかったから

Aはあの時の俺を許してくれた
そして運良くこの後一緒に過ごせる

こういうのは初めてだから俺だけ気まずくなってる
Aは品物を見て楽しそうにしてる
でもそんなAをみていつのまにか俺も自然に笑顔になる

新鮮で、爽やかな夏の夕方

そして俺らの思い出の場所へと辿り着いた
思い出話も語りに語って、距離がまた縮まったと実感した

『テミンが幼馴染で良かったな～って思う』

俺は塩っ気のある返事をしたが、この一言で心が満たされた
満たされたお陰でなんでもできるような気がして、純粋にあの頃の気持ちを取り戻してみようと思いAの手を握った。
俺も他の男子よりは小さい手なのにそれより一回り小さい彼女の手が愛おしくてたまらなかった