華のJKってなんですか？ (ページ11)

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11 you ページ11

キーンコーンカーンコーン

6時間目の終わりのチャイムが鳴った

あ～終わった～
帰ろうぜ～
飯おごれよ

って言ってみんな放課後を楽しむ

私も久しぶりに放課後は楽しんでこようかなと思った時に、

『A、ちょっと話があるんだけど…来て欲しい』

テミンだった
あの夜以来全く関わらなかった

「…分かった…」

ついて行ったところは、誰もいないシンとした図書室だった

『あの夜はほんとにごめん…あの時は俺もおかしくなってた。嫌な思いさせてごめん。』

「謝ってくれてありがとう」

「私もずっとモヤモヤしたままだったからスッキリした」

『良かった。』

テミンが勇気出して謝ってくれたのはありがたいけど、気まずい…なんか話さないと

「『あのさっ』」

『あっ笑』

思わずフッと笑ってしまった
よくドラマでありがちなシーンが出来上がってしまった

『なに？笑』

「テミンが先に」

『これからどっか行かない？』

「ふふっ」

え？っとテミンは首を傾げてる
その時は言わなかったけど、私が言いたかったことを言ったから

そしてそのまま教室を出て二人で街へ行く