◻︎. いつもキミ ページ21
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仕事がいつもより早く終わって久しぶりに最愛の恋人の運転で家に帰りご飯を食べて一緒にお風呂入ってソファーで俺らのライブ映像を観たりWESTさんたちのライブ映像を観たり。コンサートなんて彼女からはオレよりもファンの人の方が大事なんはまだ分かるけど、なんで彼氏の俺よりもみっちーとか流星くんとかが可愛がられてんの？
なんちゃって〜〜(笑)
我慢の限界でソファーの上で彼女の細い太腿の上に乗せてた頭を上げて彼女の横で正座をして腕をとってみる。まぁ、もちろんいきなりのコトだから彼女は戸惑ってる
『 慰めるんも、隣に一緒にいるんも全部俺がいい 』
「 うん、？ 」
『 我儘って思ってください！もう面倒臭い男って思ってもええから！俺の気が済むまで隣におってほしい 』
「 なに急に、笑 」
『 急じゃない、ずっと思ってた。みっちーを甘やかしてるの見るのも、小瀧くんとか重岡くんにくっついてるの見るのも俺は嫌やもん。彼氏俺やもん 』
「 …………はい 」
『 こんな可愛くて綺麗で愛嬌満載でさ、最高な女の人隣におったら興奮せん男おらんって 』
「 …………ん？うん、 」
『 Aは別に俺じゃなくてもええかもやけど、俺は絶対にこの人生Aじゃないと生きていけへんもん！ 』
「 あのーきょうさ……『 あんな？おれは 』」
「 はい、ストップ 」
『 え、？ 』
「 一体誰いつ、恭平じゃなくてもいいって言ったん？ 」
「 てかそんなことずっと考えてたから暗かったん？ 」
『 ん、まぁ。 』
「 かわいいなぁ、 」
って言って彼女がオレの膝の上に乗ってドライヤーをしたばっかでまだ綺麗な髪の毛をわしゃわしゃして首に手を回してくるから俺も負けじと彼女の腰に手を回して愛を伝える
『 前の彼氏にもこういう事してたん？ 』
「 んー？どうやろな 」
『 なぁーんでそうやって焦らすの！！ 』
「 …………笑笑 」
『 なんで笑うん？！俺は真剣やねん 』
「 …………そうやって、私を甘やかしてくれるのも寝る時に抱きしめてくれるのも全部全部私だけ？ 」
『 そうやで、Aだけ 』
「 ふーん 」
『 もう俺病んだ拗ねたもういや 』
「 からかっただけやーん。嘘やって 」
『 ……元彼、何人？ 』
「 ゼロ 」
『 ………………………………は、聞いてない 』
「 人生で初めての彼氏恭平くんですけど 」
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作者名：ly | 作成日時：2023年7月1日 14時
