頼ってもいいんだよpart1

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侑李「ゴホゴホおぇゲェハアハア」


光「ありゃまよしよし侑李全部出しちゃっていいからね」


侑李「オエェェェェッッ」



いきなりの嘔吐だったので侑李の体、顔、服はもちろんソファも嘔吐物でいっぱい



光「大丈夫大丈夫」



そう言いながら背中をさするも何しろ昨日の夜ごはんが全部出てきちゃってるわけで…



それなりの量がおありで…



侑李「はあはあごっめんなさっっ」


光「大丈夫。ソファなんて古かったしそろそろ変えようと思ってた頃だったから
　 汚れちゃってもいーの。それより侑李が優先」


侑李「でっもっっヒックひか兄に汚いことっっっ」



よく見ると俺の手や服にも侑李の嘔吐物が



光「あぁいいよこんくらい洗えば落ちるし、ね？」


侑李「ごめんなさっっゴホゴホッッ」


光「侑李、ゆっくり息だよ。ほら兄ちゃんの真似して？
　 吸ってーはいてーそうそう上手上手」


侑李「ゴホッゴホッすっげほっはーすっヒューハアヒュー」



ヤバイッ発作だ！右手で侑李の背中をさすりながら左手で119に電話をかける



光「吸入しよ？ほら吸ってー」


侑李「すっゴホゴホヒューヒュー」



ダメか…



光「大丈夫大丈夫。落ち着いて？
　 あっもしもし救急車お願いします！はい。はい。東京都………
　 ありがとうございますはいっはいっ」



だんだん呼吸も浅く、爪も青白くなっていく侑李を背中をさすってあげることぐらいしかできない俺



ごめんな弱い兄ちゃんで…



ピーポーピーポー



よかった救急車だ



光「侑李、もう少しだよ頑張って」



そこで侑李の細い腕はだらんと垂れ落ちた

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