◇ 深夜の呼び出し [ YG,JK ] ページ14
【JK side】
YG「それにしても、もういい加減辛い時には辛いって自分から言えるようにならないと。心の健康が身体の健康に害を及ぼすことだってあるし、小さい頃からずっとだろAは。悩みとかストレス抱えて我慢して溜め込んである日突然爆発して、俺らが気付くまで話そうとしない。」
『………。』
YG「何か良い方法があるといいんだけど…。やれることは今まで全部やってきたしな…」
『…、効果があるかは分からないですけど、近いうちに外出、いや外泊させてあげたいなと僕は思います。ここ2年くらい、ずーっと出かけたり病院以外の所で生活出来てないから。』
YG「確かにな…。」
『病人だからとはいっても、この閉鎖空間にこもりっきりはやっぱり良くないです。だから、外に連れて行ってあげられるといいんですけど…。』
YG「そうだな。まあ、…検査結果と睨めっこしながら考え…」
看「ミン先生チョン先生、!!!あの、Aちゃんが起きちゃったみたいで、しかも大泣きしてて、何言っても泣き止まなくて、、」
『さっきあれだけ泣いたんだから今日はぐっすり寝ると思ってたのに…(笑)』
看「泣き声が廊下まで聞こえてしまってて、あの、他の子達起こしてしまうかもしれないので…」
YG「あー分かってる分かってる、今行く。」
看「すみません…、ありがとうございます。」
____________________________________________________________
『わほんとだ…廊下まで聞こえてる(笑)』
YG「まぁとりあえず落ち着かせてちょっと話してみよう。」
『そうですね。』
ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ…
YG「A〜どうした…?」
A「…っせんせっ…なんで……」
病室に入ると、ベッドの上でぺたんこ座りをして俯きながら泣いているAがいた。
『A〜どうしたの〜……どっか痛い…?』
A「…(ﾌﾘﾌﾘ)…ふぇっ…〜……っ…」
Aの背中を擦りながら話しかけてみると、更に泣く勢いが凄まって肩を上下させ始めた。
『お〜お〜どうしたの〜〜…大丈夫だよA…』
零れる涙を集めたら今すぐにでも湖が作れそうなくらいの勢いで泣くAを優しく抱きしめてあげると、ゆっくり俺の背中に腕を回して「っぐく…せんせっ……ぇっ…」と名前を呼び始めた。
『うん、先生来たからね、もう大丈夫だよ。』
A「…ﾋｯｸ……ぅぇっ……ぅっぅっ……｡」
◆ なんで泣いてるの…?? [ YG,JK ]→←◆ 溢れる涙 [ YG,JK ]
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 396人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぱふぇ(プロフ) - 桜桃さん» 初めまして。嬉しいお言葉の数々ありがとうございます… ; ; 同じ書き手様にお褒め頂き大変感激です⚡ すごく励みになりました。頂いたお言葉を大事にこれからも頑張りますね!! (2022年3月3日 20時) (
レス) id: 72cbb565c8 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - いつも、コメントは控えてたのですが…誹謗中傷…わかります。私も書き手なので。ぱふぇさんのお話とても面白いです！書き手として、参考になるところも沢山ある、素敵なお話だと思います。どうか、そのようなコメントには負けないでくださいこれからも楽しみにしてます (2022年3月2日 23時) (レス) @page8 id: 905d7f2212 (このIDを非表示/違反報告)
ぱふぇ(プロフ) - hibikiさん» hibikiさん、こちらこそいつもコメントありがとうございます!! またまた更新できずすみません…。またゆっくり頑張っていきますね🙇🏻♀️✨ (2022年3月2日 6時) (レス) id: 72cbb565c8 (このIDを非表示/違反報告)
hibiki(プロフ) - いつも楽しいお話ありがとうございます！また更新楽しみにしています( *´꒳`*) (2022年2月10日 20時) (レス) id: 6d69adf7f5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぱふぇ | 作成日時：2022年1月14日 23時
