【TREASURE】宝 石 病 院 生 活 記 録 ✎५

✧︎ ちゃちゃっと [ 🦋🐺 ] ページ31

【A side】



















ﾊﾙﾄ「ん、じゃあちゃちゃっと診察しちゃってもう寝よ〜？明日もAやりたいこといっぱいあるでしょ??」


『うんっ!! え〜っとねまず朝早起きして朝ごはんのお手伝いして、お部屋の整理して、ヒョンソクオッパとジフンオッパとお昼寝して、おやつにホットケーキ作って、あっでもアイスも作りたい！それと〜、』



ﾊﾙﾄ「(笑)」


ｼﾞｮﾝｳ「…ん〜はいはいよく分かったよ(笑)やりたいこといっぱいあるね、じゃあ早く寝ないとね？」


『は〜い！』


ﾊﾙﾄ「じゃあ聴診器持ってくるから先に体温測っといて〜」


『はぁ〜い…』



ﾋﾟｯ…



ｼﾞｮﾝｳ「はい、腕はさんで〜」



電源をつけてから、数値が0になった体温計をうーくんに手渡される。


…本当はここで異常があったらすぐ病院に返されちゃうかも、って怖くて不安で嫌だけど、逆に外泊期間毎日この家で過ごすためにも、今はちょっとだけ、頑張るんだ。



『うん』



…ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ、ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ……


ｼﾞｮﾝｳ「何度？見せて。」


『6度なな』


ｼﾞｮﾝｳ「うん、全然大丈夫だね〜」


ﾊﾙﾄ「ただいまーA熱なかった？」


ｼﾞｮﾝｳ「うん。6度7分だった。」


ﾊﾙﾄ「良かった〜外泊初日から発熱とか、あまりに可哀想で俺らのメンタルも削れるわ(笑)」


ｼﾞｮﾝｳ「今お薬も苦いの新しく出たけど、頑張って飲んでるんだよね？」


『…(ｺｸﾘ)』


ﾊﾙﾄ「えらいじゃん〜〜ごはんも前より量食べられるようになったし…さすがA👍」


『…えへへっ☺️☺️』


ﾊﾙﾄ「ん〜じゃ、この流れでちゃっちゃと診察も終わらせようね〜」


『、ぅ…(涙)』


ｼﾞｮﾝｳ「(ハルト、鬼………？？？？)」

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ｼﾞｮﾝｳ「ん、ごめんねちょっとだけパジャマ捲るよ〜？」



おへそらへん、ほんの少しだけ持ち上げられたパジャマと肌の隙間から、はるとの握るチェストピースとそれに繋がるチューブが入る。

今日はいつも着てる、ボタンで前を開け閉めできるタイプのパジャマを洗濯しちゃってて代わりにおっきめのトレーナーを着てるから、仕方なくお腹側から聴診器を入れられてる。



『(ｺｸﾘ)』


ﾊﾙﾄ「当てるよー」


『(ｺｸﾘ)…………!！!』

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