【TREASURE】宝 石 病 院 生 活 記 録 ✎५

✦ 上昇 [ 🐶🤖 ] ページ18

【ｱｻﾋ side】



















ｼﾞﾌﾝ「わ、顔赤いじゃん…。さっきは何度だったんだっけ?」


『37.5℃。』


ｼﾞﾌﾝ「もう1回測り直さないとね〜…とりあえずA起こそ。」


『了解。』


ｼﾞﾌﾝ「A〜起きて〜」


『A〜〜』


A「………………………ん、………」


ｼﾞﾌﾝ「Aおはよう? 」


A「…………はよう……｡」


ｼﾞﾌﾝ「先生来たからちょっとだけ診させてよ〜?? 」


A「……………ん、…。」


『ごめんもっかい体温測らしてな。』



ジフニヒョンがAに問診してる間にさっとパジャマのボタンを上2つくらいだけ外して、体温計を挟む。



『………!…わ…っと、…』



けど、意識がはっきりしてなく半分身体も寝てる状態やから脇に挟めずに落としそうになった。



ｼﾞﾌﾝ「…脇締めてるのしんどそう? 」


A「………………(ｺｸﾘ)………。」


『腕抑えとくな。』


A「………………(ｺｸﾘ)……。」


ｼﾞﾌﾝ「うーん昨日まで落ち着いてたのに急にこんな…心配だなー…。」



ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ、ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ



『…ありゃ、8度6分まで上がってもうてる。』


ｼﾞﾌﾝ「そ〜れはしんどいな…、Aちょっともしもしさせてよ〜? 」


A「………………ん…。」


『もう1つボタン外すぞー。』


ｼﾞﾌﾝ「………………うん、やっぱりちょっと息苦しいねー、。」
……ん、もう終わったよ〜。…サヒヤ、とりあえず熱高くて体力取られちゃってるから、この後すぐ注射で解熱剤入れて様子見てみよ。あと酸素飽和度95切ったら鼻カニューレで酸素投入もよろしく。」


『分かった。お昼はどうすればええ? 』


ｼﾞﾌﾝ「まぁとりあえず食べられるだけ食べさせてみて。手もつけられないようだったら点滴入れよ。」


『りょーかい。』


ｼﾞﾌﾝ「じゃあ外来終わったらまた来るから! 」


『はーい。』




ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ…




A「………ひーくん、汗、きもちわるい…。」


『ほんまや、汗かいてきたな〜。んー…体は俺じゃ無理やから後でやってもらうとして、今さっと顔だけ拭こか? 』


A「…………………ん、…(ｺｸﾘ)」


『おっけ。爆速で蒸しタオル作って戻ってくるから、ちょっと待っとき! 』


A「……………あり、がと……。」







ついでに注射ももう一緒に持ってきてしまおう。
…とにかく、一刻でも早く熱を下げんと……。

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