係決め ページ10
JM
RJ「ぜったいにいや」
「なんでよ！！」
RJ「女装したくない！！」
「女装して欲しい！！」
何で揉めてるかというと、文化祭の出し物で揉めている。
ちなみにAの提案は女装メイド喫茶で、ロンジュンをはじめチソンなどのその辺りの男子が断固拒否をしている。
RJ「100歩譲って文化祭の出し物でうちのクラスがそれをするのはいいよ。ただ俺は絶対裏方な」
JS「僕も女装はちょっと、、」
「ロンジュンの女装がみたい！！！！！似合うよ！！！！」
RJ「うれしかないよ！！！！」
Aは絶対にロンジュンに女装させたいらしい。
確かにうちのクラスで一番女装に会うのは誰かって考えたらロンジュンだろう。
RJ「そういうのはジェノとかにさせろよ。顔もいいし、女子人気もある、客寄せとして素晴らしいだろ」
「こんな筋肉だるまに女装させて何になる。女装舐めんな」
こいつ1人だけ主旨違くないか？
HC「あのー、盛り上がってるとか申し訳ないんだけどさー」
珍しく静観していた行事委員のヘチャンが口を開いた
HC「飲食なしです」
教室にロンジュンのガッツポーズとAの叫び声が響いた
HC「じゃあ、うちのクラスの出し物はお化け屋敷で」
長い話し合いの末、ようやく出し物が決まった。Aは飲食ができないとわかった瞬間静かになった。
今は自由に歩き回って係のチームを決める時間だ。
JM「だいじょぶ？」
「だいじょばない、これが燃え尽き症候群か」
JM「多分違うと思う。嫌なの？お化け屋敷」
「別にいいけど別に良くない」
相当、女装させたかったらしい。さっきの一件でロンジュンはぷりぷり怒ってチョンロの方へ行ってしまっている。Aの近くの席には俺とジェノしかいなかった。
JN「Aはなんの係やるの？」
「なんか楽そうなのがいいなー。受付とか」
JN「じゃあ俺もそれ」
JM「多分無理そうだよ」
黒板を指差す。そこには客引きのところに大きくイジェノと書かれてあった。
JN「なんで！！！」
HC「あたりまえだろ！！」
今度はジェノとヘチャンが教卓の方で言い合いを始めた。ほんとにこのクラスは素晴らしい。団結力のかけらもない。
「ナナちゃんはなにするの？」
俺のことをナナと呼ぶのはAだけだ。
JM「Aとおんなじのにしようかな」
「お、珍しい。やったねー」
係が決まったので黒板に書きに行く。
HC「ジェミーン、お前何すんの？」
JM「受付、お前は？」
HC「じゃあ俺も同じのでー」
ナジェミン、田中A
その後にしっかりイドンヒョクとかく。
なんだかジェノの顔が曇った気がしたけど見ないふりをした。
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作者名：あ | 作成日時：2024年3月16日 18時
