いつでもちょっと (ページ7)

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緊急事態ページ7

CL

CL「どういうことですかこれは」

JS「どういうことと言われましても、、」

反省の色が見えない

CL「ファンロンジュンに先を越されてるぞ！！！」

JS「ここファミレスだから、しー」

こんな緊急事態の時も周りを気にするチソンが俺は気に食わない

CL「ちゃんと会話してるか？」

JS「そりゃ必要最低限は」

CL「必要最低限じゃだめだよ。もっとガツガツ行かないと、女子なんてMBTI聞いとけばよろこぶんだからさ、明日その話しな」

JS「こんな暗そうな奴が急にMBTIの話なんてできないよ」

そう言ってメロンソーダを飲む。
これじゃ俺のチソン経由A行きの電車に乗り込む予定が台無しだ

JS「田中さんと仲良くなりたいならチョンロが自分で話しかけに行きなよ」

CL「やだよ、俺はそういうのはしない。来るもの拒まず去るもの追わずだよ」

JS「誰もきてないじゃん」

CL「なんだって？？？？？？？」

チソンはいっつもこうだ。僕は友達がいないと騒いでおいて作ろうともしない。そのくせいつも楽しそうにしている人を羨ましそうな目で見てる。チソンは好きだけど、チソンの、感情と行動が相反しているところが好きじゃない。

「MBTI？わたしよくわかんないんだよねーそれ」

知っている声がする
顔を上げると席を仕切るパーテーションの向こうから顔を出してる人がいた

「陰口はちっちゃい声で言ってよ」

笑っている。この世の誰よりも笑顔だ

JS「陰口なんて言ってない！、、、です」

CL「こっちおいでよ！一緒に食べよう!」

これはチャンスだ。これを機に田中Aと仲良くなっておこう。
チソンの方を見ると明らかに嫌そうな顔をしていた。なんて失礼な奴なんだ。せっかくチャンスを作ってあげようとしてるのに。
なんだか楽しいことが始まる予感がして胸がドキドキした。俺は楽しことが好きなんだ