story422 前半終了 ページ43
その後
一進一退の試合の中で
AUSは2人の選手を交代させた
ボックスロックディフェンスが
破られたことにより戦術を変えてきた
ビッグウェーブスは海の男たちではあるが
陸属性の必殺技を持つ選手もいる
交代で入ってきたのはそういう選手だ
ドリブルで上がって行くリュウジに
交代したAUSのディフェンスが一人で来る
AUS15「『グレイブストーン』！」
リュウジ「うわぁ！！」
リュウジは相手のディフェンスに吹き飛ばされた
日本はボールを奪われた。
再び一進一退の試合展開となった
ドリブルで上がる鬼道に2人のAUS選手が
スライディングをかけてきた
それを避けた鬼道だが追って現れた選手に
激しいタックルを左足首にうけ 倒れ込んだ
音無「お兄ちゃん！！」
鬼道は風丸の手を借りて立ち上がった
しかし 試合再開直後
左足を踏み出した途端に倒れ込んだ
これは後半 鬼道は出動できないな
ピッピー！
JPN 0-1 AUS
前半が終了した
鬼道は円堂に支えられてベンチへと帰ってきた
木野ちゃんの手当てを受けた鬼道は痛みを顕にし
宇都宮虎丸と交代となった
不動 そんな不服そうな顔しないで…
続いて久遠監督は後半の指示を出した
監督「吹雪！お前は中盤の底に下がって
相手の攻撃の芽をつめ！」
吹雪「はい！」
監督「虎丸はそのまま鬼道のポジションにつけ
前にボールを繋げろ！」
虎丸「そんな大事なポジション
俺でいいんですか？」
監督「お前がやるんだ」
虎丸「はい！」
綱海「ま 気楽にやれって
後ろには俺たちがついてるからさ！」
監督「それから 綱海！」
綱海「え！まさか 俺も交代！？」
監督「綱海 お前は俺の指示を聞かず
外へ出て特訓をしていたようだな」
綱海「げ バレてた？…」
監督「綱海 点を取れ！新しい必殺技でな」
綱海「知ってたのかよ
けど まだ全然出来てなくってよ」
監督「そうか 水無 お前の見立てを教えてやれ」
「必殺技が完成しないのは
イメージがないからでしょう」
綱海「イメージ…」
「AUSを倒すために どんな必殺技が必要か
綱海になら分かるはず」
監督がいきなりフィールドを指さした
監督「ヒントはあのフィールドにある」
「誰にでも 自分だけのフィールドがあるわ
綱海！海はあなたの物だと証明するのよ！！」
綱海「あぁ！」
それから審判からピッチに戻るよう言われ
イナズマジャパンはそれぞれ位置についた
貴「綱海…;」
綱海はポジションに着くや否や
しゃがみこみ芝生を凝視していた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 16人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：風原 澪羅 | 作成日時：2019年2月16日 1時
