story398 選考会 ページ19
トビー「わかってます！
ですが やると決めたからには
世界に出れるように尽くします」
響木「あぁ 特訓してやる！」
トビー「よろしくお願いします！」
「やったね！！
FFIがますます楽しみになってきた！」
響木「葉月 お前はやっぱりサッカーが好きだな」
「うん
色々あったけど やっぱりサッカー好きなんだよね
実はサッカーバカなのかも…」
響木「そうか
よし！今日は奢りだ！！
二人とも好きなの頼め！！」
「いいの！？」
響木「あぁ！」
そして ラーメンを一杯ずつ奢って貰いました
トビーは明日から雷雷軒の裏で
放課後に特訓するということになって
私達は雷雷軒を後にした
私の役目はこれで終わった
FFIがますます楽しみになってきた！！
ーーーー
「それじゃ！オヤジ！ごちそうさま！！」
トビー「ごちそう様でした！！」
響木「おう！気をつけて帰れよ！」
そして 雷雷軒の扉がしまった
？？「飛鷹征矢…蹴りのトビーか」
響木「えぇ」
？？「なかなか面白い…」
響木「飛鷹のあのキック力
日本代表の武器になると思いますよ」
？？「確かに…
しかし あくまでも候補者だ
選考会でどうなるかですよ」
響木「そうですな」
？？「…そして 水無葉月ですか…」
響木「えぇ
50年ぶりの元雷門FF優勝メンバーであり
エイリア学園との戦いでの元キャラバンメンバーで
あのThe ZODIACの元キャプテンのね
彼女は不運な運命に翻弄されているが
あの子にはどうにか幸せになって欲しいですな
……葉月がどうかしましたか？久遠監督」
久遠監督「水無 葉月…」
ーーー
それからあっという間に二ヶ月が経ち
いよいよFFI日本代表の選考会が
雷門中グラウンドで始まる
私はというと
まぁ そりゃぁ 気になるので
髪を目深に被ったキャップに入れて
バレないように木の裏から見てる
選考は紅白戦で行われるようだ
懐かしい面々が続々とポジションにつく
あの中にかつて自分がいたとは考えられない
？？「葉月」
「うわ！」
いきなり肩を叩かれた
振り返るとそこには
「真！てんくみ先生！(小声)」
てんくみ先生「よう！元気にしてたか？」
「なんでここに！？(小声)」
てんくみ先生「そりゃ
飛鷹の勇姿を見に来たんだ！」
「そうなのか」
真「で？なんでお前はこんな所で見てんだ？」
「選考会は気になるけど
元チームメイトに合わせる顔がないから…(小声)」
真「それでここで見てんのか」
「そういうこと(小声)」
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作者名：風原 澪羅 | 作成日時：2019年2月16日 1時
