story397 サッカーやろ！ ページ18
｢ねぇ 疑問なんだけどさ
どうしてT組はこんなに寛大で
よそ者の私にも優しいの？｣
真「てんくみのおかげだな」
｢てんくみ先生の？｣
トビー「あぁ」
真「俺らの学校はあんな感じだろ？
でも その中でもT組は他のセンコウが
投げ出した生徒が集まってできたクラスなんだ」
「投げ出した…」
トビー「要は手に負えない奴らを
一纏めにしたんだ」
真「でも てんくみだけは
俺達に真正面からぶつかって
過去も含めて受け止めてくれたんだ」
「てんくみ先生って本当にすごい先生だね」
トビー「あぁ」
真「尊敬するよ」
てんくみ先生は強くて優しい素敵な先生だ
その後 真とは途中で別れ
トビーが駅まで送ってくれていた
「送ってくれてありがと」
トビー「いや…」
トビー「なぁ」「ねぇ」
私達は同時に言った
顔を見合わせた
「何？」
トビー「…お前のこと知った」
「…ん…」
トビー「それでもなお
お前がサッカーの話をする時
サッカーって魅力があるんだと思う」
「うん とっても楽しくて素敵なスポーツだよ」
トビー「だから やってみようかと思う…」
「！！！うん！！！」
トビーがサッカーをやる！！！
FFI凄いことになりそうだ！！
「そうと決まれば トビー！！
この後 時間ある！？」
トビー「まぁ…」
「雷雷軒に行こう！！
オヤ…響木監督に報告と
記念ラーメン食べに行こ！！私の奢り！！」
トビー「微笑)…あぁ」
そして 私達はは雷雷軒に向かった
トビー「でも 女子に奢られるのは癪だから
割り勘か俺が奢る」
「え！？
ケンカに入っちゃった時は良かったのに！？」
トビー「それとこれとは別だろ」
「えぇ！？」
そして 無事 雷雷軒についた
「オヤジー！！トビー連れてきた！！」
トビー「どうも」
雷雷軒の扉を開くと既に先客がいた
響木「おう 葉月
お前から来るなんて思ってなかったな」
「最前の注意は払ったよ…
てか ごめん お話中？？」
響木「いや 構わん 座れ」
私はオヤジに言われるまま
先客の一つ空けたカウンターのところに座った
響木「それで？」
「そうそう！ほら！トビー！！」
トビーはまだ 椅子に座ってなかった
トビー「あぁ…」
そして背筋を伸ばして気をつけをした
トビー「響木さん
サッカーへの勧誘ありがとうございます
おれ…やってみようと思います！
よろしくお願いします！！」
響木「そうか！！歓迎するぞ！！
だが この前も言った通り 選考がある！
必ずしも世界に行けるとは限らん」
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作者名：風原 澪羅 | 作成日時：2019年2月16日 1時
