story380 ページ1
角馬「ゴーーール！！！
雷門 1点も取れないまま
The ZODIACに15点目を
許してしまった！！！」
レオは着地とともに
ベンチのピーシーを見た
彼は静かに頷く
レオ「私たちのシュートエネルギーは
全て回収出来た
残りは雷門のシュートエネルギーを得る
彼らにシュートを打たせろ」
The ZODIAC「ラジャー！！」
その後は 雷門のボールで試合が再開された
しかし
角馬「おっと！？これはどういうことだ！？
The ZODIAC 微動だにせず！！！」
豪炎寺とリカがレオたちの陣内に走り込み
一之瀬がドリブルで上がり
その斜め後ろを鬼道と風丸が追う
しかし 私たちは動かない
一之瀬「今度はなんなんだ！？」
鬼道「構わん！そのまま持ち込め！」
そう言って 2人は私の横を通っていく
風丸が私の前に来た
風丸「今度はどういうつもりなんだ」
レオ「こちらのことはこちらの勝手だ」
風丸「木戸川戦の話を持ち出したのは
君だろう！？」
レオ「そうだね…
ヴァル！！リカにつけ！！
豪炎寺に打たせろ！！」
ヴァル「ラジャー！！」
私は振り返らずにDFのヴァルに指示を出す
風丸「本当にどういうつもりなんだ！」
レオ「正々堂々と戦うのは前半で終えた
後半は私たちの思い通りにことを進める
それだけ」
風丸「それだけ！？意味わかんねぇよ！！」
レオ「分からなくていいことよ」
レオはそう言ってから振り返り
その場を離れるように走り出した
風丸「待て！」
レオはわざわざ豪炎寺のいる右側ではなく
リカ側の左側から一之瀬に迫った
鬼道「！？一之瀬！豪炎寺にパスだ！」
一之瀬「いいのか！？」
鬼道「構わん！！」
一之瀬「わかった！」
一之瀬は豪炎寺にパスを出した
豪炎寺はボールを受け取ると
ドリブルで少しだけ前に走りでた
豪炎寺「『爆熱ストーム』！！」
炎を纏ったボールがキーパーのカプに迫る
しかし 彼は動かず 静かに目を閉じた
雷門「！？」
ボールはカプの顔の横 ギリギリを通り
ゴールネットに突き刺さった
角馬「ゴ ゴーーール！！！
なんと！ここで雷門が一点取りました！！」
レオはベンチを見ると
ピーシーがまた頷いた
この調子でシュートを打ってもらえば良さそうだ
？？「おい レオ」
声のした方を見ると豪炎寺が目の前に立っていた
聞いたことの無いほど低い声だった
レオ「なに？」
豪炎寺「俺は フィールドでの
やる気のないプレーが一番嫌いだ
その事をお前も知っているはずだ」
レオ「そうね」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 16人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：風原 澪羅 | 作成日時：2019年2月16日 1時
