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数人が息を飲んだ
北斗たちが試した
エイリア原石破壊計画
彼らはその計画が原因で
命をおとした
彼らが破壊しようとしたのは
エイリア学園が使っていた岩石より
ふた周りほど小さいもの
それでも純度が高いため
大きさに反して強い力が宿っている
その力は鍛えられていなかったり
加工されていない場合 一般人には毒でしかない
更に鍛えられてある程度その力に順応できる人は
己の力を急激に増幅させるため
それに体が追いついてこないことも…
それこそジェネシスのリミッター解除と同じだ
そしてその計画は単純だった
解析者が解析したポイントを
必殺技を繰り出す時のようにエネルギーを
込めて蹴り込むというものだった
結果 破壊には成功したものの
北斗たちの身体はボロボロになり
やがて…
レオ「それを私たちに協力して欲しいと？」
ガイヤ「あぁ」
エリアス「んなこと急に言われても」
ガイヤ「すまない
こちらもエネルギーが十分に集まるという
確信がなかったからな」
レオ「12点の時点で確信できたのね
それでもこの試合をすることは
無意味なのでは？」
ガイヤ「いや もう一つ因子が必要なんだ」
ピーシー「もうひとつの因子？」
ガイヤ「あぁ
エイリア石の影響を受けていないエネルギー」
レオ「雷門のシュートエネルギーって事？」
ガイヤ「あぁ
北斗たちの時は紀彦のシュートエネルギーを
琴海に採取してもらって行った
今回は一人分では足りない
最低でも三人分
三人技一回分のエネルギーが必要だ」
レオ「分かった 後半でそれを採取するのね」
ガイヤ「あぁ
ゴールネットの仕掛けは両方にある」
レオ「分かったわ」
ガイヤ「協力してくれるか？」
レオ「…私は協力するわ
みんなには自分の意思で決定してもらいたい」
エリアス「馬鹿野郎
2人でどうこうできるもんじゃねぇだろ
協力する」
全員が頷いた
ガイヤ「すまない」
レオ「ガイヤ あなたさっきからそればっかり
そこはありがとうよw」
ガイヤ「…っ ありがとう」
レオ「それでもジェミニを人質にとる必要は
なかったんじゃないの？」
ガイヤ「まぁ だが もしこの作戦
成功してもしなくても
お前らの誰かが生き残った場合
『ジェミニを人質に取られて仕方なく
ガイヤに協力した』と言えるだろう」
レオ「でも あなたが今してることは
間違っていない 方法は少し強引だったけど…」
ガイヤ「レオ 今 俺はテロリスト扱いだ
それが 世間一般で覆ることはないだろう」
レオ「…あなたって…」
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満月 - とっても面白かったです！更新頑張って下さい！応援してます！ (2018年9月26日 17時) (
レス) id: 62008578a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風原 澪羅 | 作成日時：2018年6月15日 23時
