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健人「ここが一応、部室ね。」
案内された部室は 広くもなく狭くもなくって感じ…
普段私たちが使ってる教室の半分くらいかな…
あたりを見渡せば 専用のケースの中には一眼レフが並んでいたり 壁には部員の人たちが撮ったであろう写真と 過去の賞状…
意外とすごいんだな……
健人「そんなガチで活動してる部活じゃないからさ、笑
一応 活動日は週に一回あるけど、みんなほとんど来ない。笑
部員もそこまで多くないし…」
え、こんなにも大人気なのに？
女の子の部員 いっぱいいるんじゃないの？
「えっと……部員の数ってどれくらい……」
健人「7人」
「なな！？」
少なくない？？？？
もっと女子が、ほら 100人くらいいそうなのに！(それは言い過ぎた)
健人「因みに3年生はいないの。
今は2年生だけで持ってる。
だから、廃部寸前なんだよね…笑」
「そ、そうなんですね……」
そりゃあ、大変だ………
でも………
「あの……」
健人「ん？」
「さっき…部室の前にいた子たちは…？
女の子の部員もっといそうな気がしたんですが……」
健人「あー。笑
まあ、あれは写真部目当てじゃないでしょ？笑
それに……」
先輩が苦笑いをしながら 見た方
椅子に腰をかけて かちゃかちゃカメラをいじってる男子生徒1名。
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作者名：ゆう | 作成日時：2020年11月21日 21時
