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風磨「ちゃんと動けよー、おちびさーん」
「はぁ？
ちびじゃないから！！！！」
最近 菊池先輩からのちびいじりが最近酷いんです。
確かに背低い自覚はあるけど！
高校1年生150センチだけど！
菊池先輩がデカすぎるんだよ。
背高のっぽめ。
沙耶香「あんた達、いつの間にそんな仲良くなってたのね…」
「流石にちびはないわ。」
沙耶香「なんか、面白くなりそう…！！！」
「え？」
沙耶香「進展あったら教えてよ！？抜け駆けはなしだからね！？」
進展？
抜け駆け？
なんの話だろう…？
まあ、いっか。
「あ、Aちゃん危ない！！」
「ん？」
目の前のコートの中にいた女子から名前を呼ばれた。
そっちを向うとした瞬間には もう遅かった。
顔面にものすごい勢いのサッカーボールが飛んできた。
いった……過ぎる……
思わず その場にしゃがみ込んだ。
沙耶香「A大丈夫！？！？！」
そばに駆け寄ってくれる数人の女子達の影とみんなの心配する声
「いたぁ……」
沙耶香「ちょっとA鼻血出てる！」
「え、」
顔を押さえていた手を離すと 掌には真っ赤な血が。
ボールが当たった拍子に鼻血が出てしまったみたいだ。
「やば、」
沙耶香「保健室行くよ、
せんせーー！！！
Aが鼻血出したんで保健室行って来ます！！！」
沙耶香ちゃんが先生が叫んでくれて 先生の了承も経て、保健室に連れて行かれる私
久しぶりに体育で怪我したかも…
まだ顔全体がヒリヒリ痛む
顔に傷痕とかやだな…
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作者名：ゆう | 作成日時：2020年11月21日 21時
