4 ページ4
.
聡「めっちゃ綺麗じゃん！これ、海に行ったの？」
「そう、天気もめちゃくちゃ良くてね。」
聡「へぇ〜！これは写真部部長だよ！」
「それは早すぎるよ笑」
楽しい。
すごい話しやすいし 笑顔めちゃくちゃ可愛いし、
こんな完璧な男子 久しぶりに出会ったかも。
「聡は？部活決めたの？」
聡「僕は誰が何を言おうと、サッカー部！」
急に自信満々な顔をして 嬉しそうにこちらを見つめる。
サッカー男子…
こりゃ、モテ男子だな。
「中学の頃からやってたとか…？」
聡「小学校の頃からやってた！
だから、高校まで続けるつもり！」
「へぇ〜、かっこいい…」
聡「へへ、」
うわぁ、来月には彼女いるパティーンだよ、この子。
サッカー部のイケメン率えぐいもんね。
この高校は知らないけど、中学のときそうだった。
聡「今日から部活見学あるんだよね？」
「ほんとだ…今日からって書いてある…」
これまた プリントに『部活見学は12日の放課後から』と書かれている。
その部活の人が書いたであろう手書きのメッセージが藁半紙のプリントに印刷されてる。
あ、この人 絶対シャーペンで書いてるわ。
字 カッスカスで全然見えないもん。
だいたいプリントの目立つところに 運動部系の部活が書かれていて、裏に文化部って感じ。
主な活動内容とか活動場所とか。
ざっくりとした内容だけ。
詳しく知りたけりゃ 実際に来いってことですね…
あんまり 変に興味の無い部活とかに行っちゃうと 癖強めの勧誘に巻き込まれる可能性が大なので、最小限に抑えよう…部活見学は…
聡「よし！今日行ってみよう！」
「頑張ってね〜〜」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 272人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆう | 作成日時：2020年11月21日 21時
