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結局 ふざけ合っていたせいで、真面目に作品に取り掛かってちょっとしたら もう最終下校の時間になってしまっていた。
「もう7時！？」
風磨「うわ、やべ。」
外に見れば真っ暗
こんな時間まで学校にいたことなかったから、なんか変な感じ
あ、お母さんから 夜ご飯冷めるぞ、ってLINE来てた。
風磨「俺、片付けとくからお前先帰ってろ」
「え、いや！そんなこと出来ないですよ！
私が片付けます、！」
風磨「夜道迷子になるぞー」
「いや、子供じゃないし」
風磨「結局お前がグミ完食しやがったし」
「げ……」
だって、美味しかったんだもん……
つまみ食いに最適だったんだもん…
風磨「こりゃー、奢ってもらわなきゃなー」
「後輩に奢ってもらうんですか？」
風磨「だって好きだもん。」
「え？」
風磨「グミ」
「あ、……」
いや、別に期待してないし。
ただ、「好き」って言葉にちょっと反応しただけだし。
いや、菊池先輩のことなんて好きじゃないし。
中島先輩の方が優しいから好きだし。
風磨「いや、全部聞こえてっから」
「へ！？！？」
風磨「俺、お前よりグミの方が好きだもん。」
「聞いてないし！」
パソコンを片付けて 2人、部室を出る。
はぁ、やっぱり菊池先輩は菊池先輩だ……
全然中島先輩の方がかっこいい…
まあでも こんなことが言い合えるくらい 距離は縮まったのかな…
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作者名：ゆう | 作成日時：2020年11月21日 21時
