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「小野寺先生……」
小野寺「あ、それもしかして入部届け？
入ってくれるの！？」
「はい……」
小野寺先生は嬉しそうに 入部届けを受け取って 早速 顧問の印鑑の欄を押そうとした。
「あのっ……！」
小野寺「ん？」
「せ、先輩たちは…大丈夫なのでしょうか……
女子が入ることは……」
てか、今日 木曜日なのに先輩たちいないし…
私が部活に入ったとしても 後から菊池先輩にガン飛ばされたりしないよね！？
小野寺「あぁ、大丈夫よ。笑
中島くんがオッケー出したんだから。」
「きくち、せんぱいは……」
小野寺「菊池くん？」
「あの、すっごい怖そうな……！！」
そう話すと 小野寺先生は怖くないわよ、なんて笑ってくる。
あの人が怖くない…？
いやいやいやいや、そんなはずがない。
そんな話をしていると、部室の扉が開いた。
健人「あ、Aちゃん！！」
「こんにちは……！！……って、嘘…」
中島先輩の爽やかな笑顔も束の間 その後ろから部室に入ってくる菊池先輩
相変わらず 気怠そうな顔をして、目が合えば 嫌そうな表情を向けられる。
やっぱ、こわいよ……
絶対私 嫌われてる……
小野寺「あ、中島くんちょうどいいところに来た、
これ、日野ちゃんの入部届け」
日野ちゃん…！？
名字のちゃん呼び 初めてされた……
健人「え！！Aちゃん入ってくれるの！？」
前のめりになって、目をまん丸にさせてる。
元気な人だな…笑
「はい……、私なんかが入ってよければ……、」
健人「是非！！入って！
よし！これで正式に入部だ！」
ひゃっほーい、なんて言いながら 入部届けを嬉しそうに見つめる中島先輩
なんか、こういうのアニメのキャラでいるよね。
中島先輩と小野寺先生はウェルカムムードだけど…
一人…問題な人がいる…
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作者名：ゆう | 作成日時：2020年11月21日 21時
