きょもほく、くっつけてみた。

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Hokuto







バチバチっ、



電気の音がして、天井を見上げると辺り一面が闇に包まれた。




京「え、ちょ、」





京本の焦る声が聞こえて、何となく居場所が判明した。




「…たしか、京本のそばの棚に懐中電灯…あったはず」



京「わ、分かった。探してみる」








がったんごっとん




………





がらがらガッシャーン




「大丈夫、？」



京「うん、へいきへいき。ちょっとぶつけただけ。」






と、次の瞬間。
ぱっと目の前が明るくなった。


そして俺たちが目にしたのは、、





？『やぁ、お二人とも初めまして。わたくし、天界からやってきました、天使のAと申します。』



「「は？」」







『突然ですが、紆余曲折ありまして、きょもほくのお二人にはこれから１週間半径50cm以内で生活してもらいます。もし、それを少しでも破ったりなんかしたら、耐え難い苦痛が伴いますので、お気をつけください。』



「「え、いや、は？」」






『百聞は一見に如かずと言いますので、これでわたくしは失礼致します。



ご健闘をお祈りします！』




取り残された俺たちは目を見合わせた。




京「…まさか、ね？」



「信じるわけないよな、？」




さっきの停電はなんだったのかスタッフさんに聞いてこようと俺が席を外そうとした時。




・


・


・


ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ





「いっった、」


京「っ、たぁ"」





凄まじい激痛が俺たちを襲った。





「「まじかよ…」」





こうして俺たちの【半径50cm以内の生活】は幕を開けた。






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