〇 ページ11
・
すぐに警察やら救急隊やらが来た。
俺と伊野ちゃんは無理を言って病院には行かないで大ちゃんの付き添い。
お願い、
神様。
大ちゃんを、、
大ちゃんをっ、
救助作業が進んでいるあいだにも大ちゃんからは血がどんどん流れていた。
苦しそうに歪んだ顔を見たら、なんだか怖くなってきた。
考えたくない、考えちゃダメなのに、最悪の結果を想像しては震えが止まらない。
俺と伊野ちゃんは【手術中】と表示される前でただ祈ることしか出来なかった。
何時間もたった。
診察が終わったメンバーが次々と集まる。
【手術中】の表示が消えて中からお医者さんが出てきた。
薮「大ちゃんは！？」
『奇跡だと思います。有岡さんはよく頑張りました。
手術は成功です。時期に回復しますよ。』
その言葉を聞いて、安心した俺ら。
座り込んで泣いたり、
よかった、と拳を握りしめたり。
それぞれが喜びを噛み締めた。
・
・
事故から2週間。
流石に大ちゃんだからっていってすぐに目を覚ますはずもなく、時間だけが過ぎていく。
でもさすが大ちゃんで、身体の傷は順調に回復していた。
JUMPもお休みをもらって大ちゃんがいつ目を覚ましてもいいように、一緒の病室で寝泊まりしていた。
そんなある日、
大ちゃんがゆっくりと目を開けた。
山「…大ちゃん！？大ちゃんっ、良かった…」
有「ん、やまだ、？みん、な？」
よかった、よかった、と口々に呟けばみんなの目に溜まる涙。
有「おれ、生きてる…よかった、よかった、
みんなに会いたかった、死にそうになった時みんながいて、おれを向こう側にいかないように引き止めてくれて…
ありがとう、みんな」
大ちゃんの目からもポロポロと流れる涙。
・
それから大ちゃんみるみる回復して無事に仕事復帰。
俺たちの太陽、有岡大貴。
今日もバラエティにドラマに引っ張りだこです。
Fin
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 678人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かなこ - 看病されるがわがいいです (2018年12月9日 18時) (
レス) id: 578992f200 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - 看病してるのと、されてるのどちらも見たいです (2018年8月14日 23時) (レス) id: 15d8fa5708 (このIDを非表示/違反報告)
えりも - JUMPの看病したいです。 (2018年7月2日 15時) (レス) id: c054891c70 (このIDを非表示/違反報告)
うぇい(プロフ) - リクエストいいですか？裕翔くんがスタッフにいじめられててメンバーが助ける話お願いします！ (2018年7月1日 9時) (レス) id: ecfae142fa (このIDを非表示/違反報告)
渚颯(プロフ) - hikoyuさん» ご連絡遅くなって申し訳ないです！リクエストいただいた内容を更新しました。ご確認いただけたでしょうか？ (2018年6月30日 0時) (レス) id: 18e89df471 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：渚颯
| 作成日時：2018年6月3日 15時
