21話 宣言! ページ22
あ「はぁ…はぁ…
何…考えてるんですか二人はっ!?
廃部ってそんなの…はぁ…どうかしてます!」
椿「可憐、少し黙っていてくれ。
これはもu…」
あ「椿くん!何言ってるのっ!
しっかりして!」
少し大きな声で椿くんに訴えかけてみる。
椿「(°‐°)」
…あれ?今、椿くんがアホな顔になった…?
安形「…」
ぇ…?
安形会長…何か言った…?
安形「可憐は、そう言うと思ったぜ。
んじゃーよ、明後日行われる、
春期運動会で決めねぇか?」
全員「「「春期運動会?」」」
安形「あぁ。市が催す地域運動会だ。
昨年から開催しているらしいが、
認知度が低いため参加者はゼロ。
んなわけで、俺らが競って勝敗を決める。
認知度も上げて、参加者を増やす。…どうだ?」
あ「え…」
生徒会の活動として、
地域の運動会の認知度を上げるのは
良いことなのかもしれないけど…
ボ「…なんで、俺らが
そんなことしなきゃいけねぇーんだよ?」
安形「潰されたいか?」
ボ「…ちっ。ざけんな。
俺らが勝ってやる!負けねぇ!」
あ「え、ボッスン、いいの?」
ボ「可憐と競いたくはねぇーけど
…部活のためだ。絶対、負けねぇ。」
ボッスンが安形会長を睨む。
それを、余裕の笑みで返す安形会長。
安形「んで、可憐は賛成か?」
あ「え…あ…まぁ…仕方ないです…かね…」
あまり納得できないけど、
反対しても論破されてしまいそうなため
承諾してしまう。。。
安形「よし。んじゃあ、
対決は2週間後の日曜日な。人数は6人。
詳細はあとで伝える。楽しみだぜ。」
口角を上げ、ニヤリと
楽しそうに笑う安形会長に
なぜか怖いと感じるのであった。
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作者名:可憐 | 作成日時:2014年9月6日 21時