8話 スケット団! ページ9
―――放課後 in教室―――
葵「ねー、可憐ー。
昨日、会長と何話したのー?」
あ「なんか、生徒会入らないか?
って言われたけど…笑」
葵「えぇ!? それで!?」
あ「返事はしてないけど、今週は
生徒会見学期間を設けてくれたよ?
部活、まだ決めてないし…
せっかく設けてくれたんだから、
見学しようとは思ってるんだ♪」
葵「へぇー。」
「待て待て待てぇぇぇ!!」
あ&葵「!?」
「ちょ、待ちーや、ボッスン!」
「早まっちゃいけないぞ!」
ボ「生徒会なんかに俺のクラスの編入生が
取られてたまるかぁ!!
可憐ちゃん、まだ、部活決めてないんだよな?
じゃあ、俺らスケット団に入らねぇーか?」
「ちょ、ボッスン!いきなりすぎるやろ!」
「全くだ。まずは自己紹介しておかなければ、
俺達は、編入生に興味を持ち、
絡みに来たチンピラにしか見えないだろ。」
ボ「お、おぉ…。それもそうだな…。
んじゃ、自己紹介っと。俺は藤崎佑助。
ボッスンって呼んでくれていいぞ。
スケット団の部長だ!」
ヒ「あたしは、鬼塚一愛。みんなには
ヒメコって呼ばれとる。
好きに呼んでええよ♪」
「かつては、鬼姫という異名で呼ばれt」
ドガッ…
ヒ「それは言わんでええの!!」
………(汗)
ス「乱暴はよくないぞ、ヒメコ君。ゴホン。
私の名前は笛吹和義。
ニックネームはスイッチだにょん(゜ω゜)
よろしくな(* ̄∇ ̄*)」
ヒ「お前、キャラ変わりすぎやねん!!」
ボ「俺達は、学園の生徒の悩みを
解決したりして、活動しているぞ。」
ヒ「まぁ、最近では、雑用部って言われて
猿探しなんてのも依頼内容に
なってたりするんよ。」
あ「さ、猿探し…」
ボ「俺達も、今週は可憐のために
部活見学期間にするぞ!!来てみてくれよな!!」
あ「あ、えと、うん。ありがt…」
「待ちなさい!!」
!?
ボ&ヒ&ス「キャ、キャプテン!?」
あぁ…このクラスの委員長…
キ「可憐ちゃんはね、運動神経抜群なのよ!!
そんな人材を文化部には渡せないわ!!
是非ともソフトボール部に入ってもらうわよ!!」
「ちょっと、待って!?
なら、バスケ部に入ってもらわなきゃ」
「いいえ、私のサッカー部よ!!」
「ダメよ!! 私の漫研部に…」
…………………………………(汗)
と、まぁ、そんなこんなで
賑やかになってしまった放課後…。
私は、逃げるように生徒会室に向かった。
9話 生徒会初見学!→←7話 本来の勧誘理由! ~安形side~
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作者名:可憐 | 作成日時:2014年9月6日 21時