今日:7 hit、昨日:40 hit、合計:27,177 hit
小|中|大
45話 思慮! ページ46
『それは…自分を高めるためですか?
それとも…』
それとも、私を試すためですか?
なんて、恐くて聞けなかった…笑
もう、みんなと親しくなったのは
自分でもわかる。
誰とでも気さくに話せる。
でも、安形会長…
あなただけは私の敵なのかもしれない。
でも、そう思うのは時々で。
時と場合によって。
そして何より、急。
なんの前触れもなく、躊躇もなく
あなたは私の心に踏み込んでくる。
でも、それはほんとに時々。
だからこそ、何を考えているかわからない。
その時私は何を言い返されて何を言われるか、
何を聞かれるのか…
恐くて仕方がないんです。
でも、なぜだかあなたは一番、
私と似ている気がします。
よく考える。この部分が一番。
きっとあなたにも、
知られたくないことがありますよね。
私は、それを必ず暴いてみせる。
私が崩れる前に、あなたを。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
19人がお気に入り
19人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:可憐 | 作成日時:2014年9月6日 21時