24話 仕組まれる仕掛け! ~安形side~ ページ25
24話 仕組まれる仕掛け! 〜安形side〜
―――数十分前―――
安形「ちっ。お前が走らなければ
少しさぼることができたんだぞ!」
あ「私のせいじゃないですーっ!
会長が走って追っかけて来なければ
良かったんですーっ!
第一にっ、毎回毎回あなたは
定例会議をサボってるんですか!?
生徒会としての仕事を、
しかも会長のあなたが、なんd…むふぅぐ!」
榛「はいはい、可憐ちゃん落ち着いて。
安形も、女の子のせいにしたらだめだろ?」
ミ「こういう場合はやはりお金で…」
みんなが話している。
よし、今がチャンスだ。
安形「あ、そうだ椿。」
椿「はい?」
安形「これ、少し余っちまった」
俺は、ミモリンに渡すと言った飲み物を
ほとんど飲み、残りの数量を
もらった薬と混ぜて、椿に渡す。
安形「今、お前が飲み干してくれねぇーか?」
椿「え…?はい、わかりました」
俺から飲み物を受け取り、椿が飲み干す。
椿「う゛…。な、なんですか…この味…。」
安形「新発売らしいぜ?」
薬には味があったのか…。まぁいい。
これで、上手くいく。
―――十数分前―――
安形「俺ら生徒会で、スケット団、
潰しにいくか?」
あ「ちょ、ちょっと何言っt…」
椿「そうですね。僕は賛成です。」
あ「え、ちょ、椿くん!?」
よし、上手くいった!
残る問題は効き目がいつ切れるか…
―――数分前―――
そろそろ効き目が切れちまいそうだな…
あ「はぁ…はぁ…何…考えてるんですか二人はっ!?
廃部ってそんなの…はぁ…
どうかしてます!」
椿「可憐、少し黙っていてくれ。
これはもu…」
あ「椿くん!何言ってるのっ!
しっかりして!」
椿「(°‐°)」
安形「時間切れか…」
まとめるか…
安形「可憐は、そう言うと思ったぜ。
んじゃーよ、明後日行われる、
春期運動会で決めねぇか?」
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作者名:可憐 | 作成日時:2014年9月6日 21時