【名探偵コナン】顔広すぎだよ、いくつの顔？ -Wild Police Story①- (ページ8)

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【No side】

鬼塚「その通り！流石だな降谷」

降谷の模範解答を褒める鬼塚だが、そこで松田が口を開く

松田「まあ、警察学校を卒業した連中が、それをちゃんと実践できてるかどうかはマユツバもんだけどな…」

鬼塚「おい、松田！貴様警察官をなんだと思っとる！？」

日朝の際同様怒号を浴びせられた松田は、先程までとは打って変わって真面目な表情で言った

松田「そりゃーもちろん…誇りと使命感を持って国家国民に奉仕し、人権を尊重して公正かつ親切に職務を執行し、規律を厳正に保持して相互の連帯を強め、人格を磨き能力を高めて自己の充実に努め、清廉にして堅実な生活態度を保持する…それが警察官…でしたよね？」

鬼塚「わ、わかっていればよろしい！では今日の講義はここまで！各自しっかりと復習しておくように…」

降谷「…」

______

景光「ハル、昼、一緒に食べないか？」

春斗「ん、おう…」

______

「はい！鶏肉と卵炒め定食、ご飯少なめね！」

景光「どうも。
ハル、俺先に行って席取っとくから」

春斗「さんきゅー。
…あ、おばちゃん、俺のはご飯大盛りで」

「はいはい、唐揚げ定食、ご飯大盛りね！」

春斗「ありがとうございます」

トレーを受け取り景光の姿を探せば、女子3人と萩原、松田、降谷、景光が座っている異様なテーブルを見つけた

春斗「仲悪いんじゃなかったのかよ…めんどくせぇな」

春斗は心底めんどくさそうにしながらもそのテーブルに近づいていく

降谷「どういう心境の変化なんだ？僕の記憶が正しければ…君は警察官が嫌いだった筈…もしかしてツンデレとか？((ﾄﾞﾝｯ！」

春斗「…」

降谷の後ろを通った男子生徒2人が、降谷にわざとぶつかった

「警察学校で金髪とかありえねぇだろ」

衝撃で箸を落としてしまった降谷にそう言い捨てて歩いていく男子生徒

松田は降谷が落とした箸を拾い渡しながら言った

松田「違ぇよ！今でも腹ん中じゃ思ってるぜ…警察なんて、クソ食らえってな！」

ﾄﾞﾝｯ！))

春斗「おー悪い悪い、醜すぎて見えなかったわ」

「はぁ？」

春斗「いやー本当に醜いなぁー、気に入らないからってわざとぶつかるとか…お前らみたいのが警察になるとか、世も末だわ」

ちなみにわざとぶつかることに関しては特大ブーメランである