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【No side】
翌日、日朝点呼にて
鬼塚「ん？どうした？松田と降谷、その顔は…」
鬼塚教場教官の鬼塚教官は、顔に絆創膏やガーゼ等を着けている松田と降谷に疑問を持ち、そう聞いた
松田「聞きたいっスか？」
鬼塚「ああ、是非お聞かせ願いたいねぇ…」
伊達「実は…昨夜、自分の部屋にゴキブリが大量に出まして…その2人にも手伝ってもらったんですが、退治するのに夢中になりすぎて机に頭をぶつけるわ立て掛けてたベッドが倒れてくるわで、散々な目にあいまして…
とはいえ大切な学校の備品に傷を付けてしまった罰として、我々鬼塚教場は一周多く回ってきます！
行くぞ！！」
鬼塚「お、おい、まだ話は…」
鬼塚教官の静止を聞かず、伊達を先頭にランニングを始めるのであった
景光「…あ、」
そんな中諸伏は隊列の中に、この中では少し目立つ茶髪の頭を見つけた
景光「ハル！」
春斗「！ヒロ…」
景光が春斗と話すために隣に行くと、萩原達も春斗の存在に気づいた
萩原「あ！昨日の！」
松田「昨日…？っあ！殴って気絶させてきた奴か！？」
春斗「あんなんで気絶するとはな。
あとあれは昨日じゃねぇよ今日の夜中だ、安眠妨害野郎」
松田「んだと！？
つかテメェ…真面目そうにメガネとかかけてやがるくせに入校早々人のこと気絶させるとか((萩原「あ！！」んだよ遮んなよハギ」
萩原「もしかしなくてもハルちゃんのことでしょ！？“謎の首席”って！」
「「！？」」
萩原は女子から聞いた噂等により、春斗が“謎の首席”だということに気付く
春斗「やめろよハルちゃんとか気色悪い…女じゃねぇんだから…」
景光「ってそんなことじゃなくて！え、ハルがもう1人の首席だったのか！？」
春斗「入校テストは満点だったな」
伊達「なんで降谷に総代譲ったんだ？」
春斗「んなの面倒くさかったから以外にねぇだろ…態々注目浴びる必要もないしな」
「「(いや逆に目立ってるけど…)」」
鬼塚「コラ貴様ら、真面目にちゃんと走れ！！」
後ろから鬼塚教官の怒号が飛んできたことにより、話を中断して走り出した彼らであった
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作者名：湊 | 作成日時：2023年4月29日 7時
