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【No side】
景光「そういえばハル、潔癖症だったよね。片付けとかも得意だったし」
春斗「今は昔程じゃねぇけどな…それに家事はやんなきゃ生きてけねぇ環境だったし。どっかの弟のせいで…」
「「…弟…？？」」
春斗「？おう」
春斗に弟がいるということを知った5人は、驚きを通り越して何も言えなくなった
景光「でも俺ハルの弟知らないし…歳離れてるのか？」
春斗「長野に住んでたのは15年前…弟は今小6で、その時は生まれてねぇからな。ヒロが知らねぇのも当然だ」
萩原「弟君もハルちゃんに似てイケメンなの！？」
春斗「知らねぇよ」(※数年後モデルになる弟)
伊達「その弟が掃除苦手で、代わりにお前がやってた…とかか？」
春斗「大学生ん時から弟と2人暮らしなんだよ。ま、それより前も親が仕事で常に家にいなくてな。ほぼ2人暮らしみたいなもんだったから、家事全般は俺がやってたんだよ」
通りでこの綺麗さだ、と全員納得する
松田「つか口の悪い綺麗好きって…どこの人類最強の兵士長だよ」
萩原「紅茶でも出てくるのかな？笑」
春斗「誰がお前らなんかに紅茶出すかよ。つか飲めん」
「「え？」」
予想を超える返答であった
伊達「成る程、コーヒー派か！」
春斗「いや、コーヒーも紅茶も飲めねぇ」
「「…えっ？？」」
もはや全員石像と化している
春斗「…何驚いてんだ。別にいいだろ飲めなくたって」
景光「(そういえばハルは超が付く甘党だったな…)」
春斗「生憎と鼻が敏感でな。年中花粉症で埃はもっての外。香水や紅茶の香りとかもダメなんだ」
「「た、大変そうだな…」」
綺麗好きで部屋に埃一つ落ちていないのも、それが影響しているんだと気づいた
春斗「嗅覚に関しては弟は警察犬並だけどな」
数年後にそのことを思い知ることになる5人だった
______(余談)高宮兄弟の五感について
目(視力)
春斗→目は悪いが裸眼でも射撃できる(他の何かが桁違いに優れている模様)、コンタクトを入れれないくらい目が弱い
樹→視力2.0以上、もはや鳥(仕事中常にカラコン)
鼻(嗅覚)
春斗→年中花粉症、埃はもっての外、紅茶や香水等匂いがダメ。敏感故に異臭にはすぐに気づく
樹→警察犬並
舌(味覚)
春斗→重度の甘党
樹→春斗程重度ではないがかなりの辛党
耳(聴覚)、身(触覚)
春斗＆樹→言葉にはできない程桁違いな模様
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作者名：湊 | 作成日時：2023年4月29日 7時
