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【No side】
松田「裸眼…ってどういうことだよ！？」
伊達「メガネしてないからコンタクトしてるんじゃなかったのか！？」
春斗「なんか勝手にコンタクトだと思われてたけど普通に裸眼。射撃の時メガネ邪魔なんだよ」
景光「…え、ちょっと待って。ってことはまさかハル…全弾真ん中に当てた時も裸眼だった…？」
春斗「当たり前だろ」
「「…」」
驚きで言葉も出なかった
降谷「どうやったらあんなに上手く狙えるんだ？」
春斗「感覚」
「「…」」
もはや全員ツッコむのを諦めている、無理もないことだが
春斗「射撃はアメリカでたまにやってたからな。とはいえいつ外してもおかしくない状態で撃つよりは降谷が射撃の方がいいと思ったんだよ。ま、結果的に救助には成功したしな」
景光「(にしても裸眼でど真ん中…)」
人間業ではない
春斗「…
(…けど、本当の理由は______)」
萩原「なんかハイスペックだねぇハルちゃん…薄々勘付いてたけど」
伊達「頭脳よし顔よし性格よし身体能力よし…警察官としての心も強く持ってるしな！
…にしても、なんでコンタクトしないんだ？」
春斗「つけれない」
松田「は？」
春斗「目が弱くてな、コンタクト入れるとすぐに目痛くなるんだよ」
降谷「意外な弱点だな…」
弱点のなさそうな春斗にも、コンタクトという弱点があったのだ
景光「…あっ！もう20時だぞ！？」
萩原「あー！課題やんないと！！」
伊達「俺も残ってたな」
松田「ゼロの部屋集まろうぜ」
降谷「なんで僕の部屋なんだ」
春斗「…」
景光「ほら行くぞ！ハル！」
春斗「……ああ」
春斗『(本当の理由は______狙撃によって真っ黒に染まっている俺が、狙撃によって人を助けるなんてあってはならないと思ったからだけどな…)』
松田「そういや首席をゼロに譲ったのハルって噂本当かよ？」
春斗「ああ」
萩原「今度座学教えてねー！代わりに爆弾処理教えるからさ」
春斗「別にいらね」
萩原「なんで！？」
春斗「教わんなくてもできる」
「「(ああ…)」」
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作者名：湊 | 作成日時：2023年4月29日 7時
