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【No side】
伊達「おい教官！鬼塚教官！」
伊達は鬼塚教官を、景光は作業員を受け止めた
鬼塚「ﾌﾞﾊｯ！」
鬼塚教官が生きていることがわかった生徒達は歓声を上げる
春斗「医務室運ぶよりも早いからここで救命措置する！少し場所空けろ！」
そして最後、“救命措置”という役目
この6人の活躍によって鬼塚教官と作業員の命は救われ、事は一件落着となった
______
景光「上手くいかなかったらどうしようかと思ってけど、上手くいってよかったよ」
伊達「教官の口添えもあって、今回の拳銃取り扱いの件は不問になるらしいしな！」
萩原「そういえば救命措置やってる時のハルちゃん見て、周りにいた女の子皆ハルちゃんに見惚れてたよね」
萩原は、自分の正面で味噌汁を啜っていた春斗を見て言った
春斗「んなこと言われても、別に見惚れられるためにやったんじゃねぇよ…人命救助だっつーの」
松田「つか思ったんだけどよ、なんでお前射撃じゃなかったんだよ？」
あの時はツッコむ間もなかったが、恐らくこの中で一番撃ち慣れている(いろんな意味で)であろう春斗は、真っ先に救命措置を選んだ
無論降谷も並以上の射撃能力であり、結果的に助かっているので問題はないのだが
春斗「逆になんで俺が射撃なんだよ」
降谷「いや普通に考えたら一番適任だろ」
春斗「…ゼロが適任だったさ、間違いなく。それに…」
春斗はそこで言葉を止めた
萩原「…そ、それに…？」
春斗「…
.
.
.
______いや、やっぱやめとくわ」
「「なんでだよ」」
5人同時にツッコんだ、無理もないが
景光「ここまで間開けたんだからちゃんと言えよ！」
萩原「そこで止められるのが一番気になるからね？」
景光と萩原の言葉に残りの3人は頷く
春斗はというと、ジト目で5人を見ていた
春斗「…ハァ…
面倒だから怒るなよ？」
降谷「怒られるようなこと言うつもりなのか？」
春斗「マジで、あと声量注意」
念を押す春斗
春斗「…
.
.
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.
.
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.
.
.
______実はなんだけどさ、俺今日裸眼なんだわ」
「「…」」
「「…はぁっっ！？！？」」
春斗「うるさい」
予想を上回るびっくり発言であった
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作者名：湊 | 作成日時：2023年4月29日 7時
