397. ゼロの執行人 ページ47
【コナンside】
景光「俺は
緋色光…?
死んだことになってるってことは偽名ってことだよな…?
コナン「でもさっき“ヒロ”って呼ばれてたよね?」
樹「ヒイロ→ヒーロ→ヒロだよ」
一瞬緋色さんは慌てていたが、すぐに高宮さんが説明をした
死んだことになっている理由は気になるが、まあ今聞くことでもないだろう…しかも公安だしな
コナン「にしても樹兄ちゃん、よく爆弾を使うって予測できたね?」
普通はそんな発想に至らないだろう
樹「俺とお前の考えることが似てたってだけだよ。それに、実際爆弾の手配してくれたのはヒロさんで、俺はお願いしただけだしね」
安室「だが今まで死んだことになっていたのによく本人だって信じてもらえたな?俺への報告も上から言われたし、上は納得しているんだろ?」
緋色「まぁな…
もっとも、俺が本人だと上に信じさせたのは、俺でも樹でもなく、___のおかげだけどな」
原野「___ブェックシュンッ!…ズビ…
(怪我して熱でも出てきたのか…?)」
安室「…
(そうか…やはり…そういうことか…)フッ」
緋色さんの言葉を聞くと、安室さんは少し考えた後でフッと笑い、高宮さんに向き合った
安室「まさかとは思っていたけど、ようやくわかったよ。樹君…
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______“君は原野の協力者”だ…そうだろう?」
協力者…!?
高宮さんが…?
それも公安警察…“原野”って…
樹「…
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______ハハッ、流石ゼロさん…どうしてわかったの?」
安室「そもそもヒロを今公安警察に戻した理由が見つからなくてね。理由は何なのかと考えていたら、“警視庁刑事部の原野警部が国際会議場の爆発により負傷した”との報告があったことを思い出してね。そうなると、もし君が原野の協力者だった場合、情報が得られなくなるんじゃないかと思ったのさ。だから代わりにヒロを公安に戻し、自分に情報を流させた…
もはや情報処理も苦労する内容だった
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作者名:湊 | 作成日時:2022年5月29日 11時