204. 純黒の悪夢 ページ4
【ギムレットside】
俺に気づかずに車を降りてきたんだろう
ゼロさんは
今日の俺はよくやるギムレットの姿で、この姿には何回か会っているバーボン
対してゼロさんは普段組織では着ないスーツ姿
そして、キュラソーを追っていた…
自分の状況がいかにヤバいか…気づいて目を見開いたんだろう
つまりはギムレットとバーボンではなく、ギムレットとゼロさんとして対面しているのだ
だが今はゼロさんのことを気にしている余裕なんてなかった
俺はバイクに乗り、そのまま橋を去った
降谷「(まずい…例えNOCリストが奴らの手に渡らなかったとしても、勘のいいギムレットに見られた…！！何故俺が追ってきていたかだなんてすぐに察しがつくだろう。策を考えておかないと、彼の前で“咄嗟の嘘”は危険すぎる…！)」
______
樹「ただいま…」
景光「おかえり樹…って！？お前それどうしたんだよ！？」
怪我こそしていないものの、あれだけ爆風やらに巻き込まれて服が真っ黒だ
おまけに目が死んでいるとなれば、ヒロさんがこの反応をするのもしょうがない
樹「ヒロさん、聞いてほしい______」
俺は今起きていることを全てヒロさんに話した
景光「そうか…しかもグレーンの情報が…」
グレーンは既に死んでいるからNOCリストに比べればなんてことない情報だが、グレーンの情報によって俺の生死が危うくなってくるのだ
景光「とりあえず風呂入ってこいよ。少し休憩した方がいいだろ？」
樹「ああ…」
景光「…
もしもし、原野さんか？樹から話は聞いた。俺はどうしたって、情報を集めることしかできない…だから、どんな手を使ってでもキュラソーを捕まえて…NOCリストを守ってくれ…“アイツら”のためにも」
原野〔…ああ…あたりめぇだ…ここで阻止できなかったら、“遺言”とか言ってる問題じゃねぇからな〕
景光「フゥ…
(今回の件…樹は無茶して“死を覚悟に行動する”だろう。絶対に…
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【______所属:警察庁警備局公安課コードネーム:グレーン通称:宮原千秋本名:高宮春斗故人[殉職]______】
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湊(プロフ) - hutoさん» ありがとうございます頑張ります！そんな嬉しいお言葉を頂けるとは…（泣）これはテスト死ぬ程頑張らねば！ (2021年10月9日 21時) (
レス) id: ef148efd04 (このIDを非表示/違反報告)
huto(プロフ) - テスト頑張ってください！次の更新までpart1から見返します (2021年10月8日 20時) (レス) @page32 id: adbf76b9c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：湊 | 作成日時：2021年8月15日 11時
