【名探偵コナン】顔広すぎだよ、いくつの顔？ Part5

202. 純黒の悪夢 ページ2

【No side】


真っ暗で静かなとある部屋の中、1人の女がパソコンを操作していた



女の目の前には大きなモニターがあり、そこには彼女が今見ている“リスト”の中身______



【所属：MI6
コードネーム：スタウト
通称：unknown

所属：BND
コードネーム：リースリング
通称：unknown

所属：CSIS
コードネーム：アクアビット
通称：unknown

所属：FBI
コードネーム：ライ
通称：諸星大
本名：赤井秀一

所属：CIA
コードネーム：キール
通称：水無怜奈
本名：本堂瑛海

所属：警察庁警備局警備企画課
コードネーム：バーボン
通称：安室透
本名：降谷零】



そこまで見終えた女だが、まだ続きがあることに気づき更にスクロールする



そして彼女の目に映ったのは______



女「！！まさか…！」



ｶﾁｯ！))



風見「そこまでだ！」



女が先の情報を目にして驚いた瞬間、真っ暗だったその部屋の明かりがつき、扉の方には4人の男性が立っていた



風見「フッ…お前達の動きはお見通しだ」



原野「そのまま手を挙げて動くなよ」



と、その瞬間



女「ﾊﾞｯ))」



女は一瞬で素早く移動し、男達に攻撃を与えていくも、風見と原野はなんとかよろけただけだった



女が走り去っていくが、風見はなんとか追いかける



ただその間…原野は部屋の中に残っていた



女が見ていたモニターを見つめていたのだ



原野「！ここまで見たのか…！？」



モニターを見るなり驚いた原野は、急いで携帯を取り出した


______


【ギムレットside】


俺は現在、警察庁の目の前にいる



ベルモットは“1週間以内に行動に移す”と言った…そして今夜はその期限で、今夜現れるのは間違いない



目の前と言っても警備員からは少し離れたところだから問題はない



NOCリストが奴らの手に渡る前にキュラソーと合流しなければならないからな…



警察庁を眺めていれば、ある一つの部屋の電気がついたようだ



あそこ…か…？



______ﾊﾟﾘﾝｯ！))



ｷﾞﾑﾚｯﾄ「は…？」



急に窓が割れたと思えば、キュラソーらしき人物が飛び降りてきた…



いや…そこ…何階…？



ｷﾞﾑﾚｯﾄ「！キュラs…」



声をかけようとするも、キュラソーは凄い勢いで車道に飛び出し、急停止した黒い車の運転手を気絶させて車を奪って発進した



いや…マジか…



予定外だ…



ｷﾞﾑﾚｯﾄ「こりゃ本格的にヤバい状況…じゃないか…？」

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