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214. 純黒の悪夢 ページ14

【No side】


そしてすぐにキールが腰を落とし蹲った…と同時にキールの手から落ちるのは針金



撃たれたのはキールだった



ジン「ほらどうした?キール…続けろよ…手錠外してぇんだろ?」



バーボン「まだ容疑者の段階で仲間を…!」



ジン「仲間かどうかを断ずるのはお前らではない。最後に1分だけ猶予をやる…先に仲間を売った奴にだけ拝ませてやろう。ネズミのくたばる様をな。
ウォッカ!カウントしろ!」



ギムレットの隣でウォッカがカウントを始めると、明らかに場の空気は変わった



それもそうだ



何故ならこの場にいる誰もが知っている



“ジンは本気で殺る”と…



キール「そんな脅しに乗るもんですか!」



バーボン「もし彼女をNOCだと言ったら、自分もNOCだと認めることになる。そんな奴をあんたが見逃す筈がない!」



ジン「そいつはどうかな。俺は意外と優しいんだぜ」



着々とカウントが進むが、ギムレットはただ何も言わずに腕を組んで此方を見ている



チラチラとスマホを確認しているようだが



ジン「仲良く互いを庇い合ってるというわけか」



バーボン「庇うも何も、僕は彼女がNOCかどうかなんて知りませんよ!」



キール「私だって!でもこれだけは言える!私はNOCじゃない!」



バーボン「それはこっちの台詞だ!」



カウントは遂に10秒を切った



そしてジンが持っている銃の銃口の先は______



ジン「まずは貴様だ…バーボン」



そして鳴り響いた銃声…



その直後いきなり暗闇になったのだ



撃ち抜かれたのは照明…そしてその照明は床へと落下した



ジン「キール、バーボン!動くな!」



それまで微動打にしなかったギムレットはスマホのライトで柱を照らすが、そこにはキールの姿しかなかった



ベルモット「バ、バーボンがいない!逃げたわ!」



ジン「追え!」



倉庫の扉が開かれた音がし、ジンの言葉でウォッカはバーボンを追いかけた



ジン「悪いなキール。ネズミの死骸を見せられなくて。だが寂しがることはない。次期にバーボンもお前のもとへ送ってやる」



そう言ってジンが再び銃口を向けると、ベルモットからの制止が入った



ベルモット「ジン!待って!撃ってはダメ!ラムからの命令よ!!」



ギムレット「!」



ラムからの命令とあらば流石に静止するジン



ギムレットも一瞬目を見開いていた

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(プロフ) - hutoさん» ありがとうございます頑張ります!そんな嬉しいお言葉を頂けるとは…(泣)これはテスト死ぬ程頑張らねば! (2021年10月9日 21時) (レス) id: ef148efd04 (このIDを非表示/違反報告)
huto(プロフ) - テスト頑張ってください!次の更新までpart1から見返します (2021年10月8日 20時) (レス) @page32 id: adbf76b9c4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年8月15日 11時

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